ゴルフスイング
宮下芳雄@プロゴルファー
バンカーショットではフェースを開きながらバックスイング!?
こんにちは、ゴルフコーチの宮下芳雄です。
実はこう見えて私、宮下芳雄は2000年にプロテストに合格しています。
一応確認のためにご案内させていただきました(笑)。
プロテストには合格してるけど、お恥ずかしながらバンカーショットが苦手なんです。
そんな苦手にしている私が普段から考えていること、これまで試したことなどを今回紹介していきます!
目次
バンカーショットのミスは大きく2つ!
バンカーショットのミスは大きく分けて2つあります。
例えば!
1.ザックリしてしまいバンカーからボールが出ない
2.ホームラン(トップ)してしまいアゴにボールが刺さるか、飛び過ぎてグリーンをオーバーしてしまう
などなど、Gridge読者のみなさんも同じではないでしょうか?
今回はこの2つのミスにフォーカスしてミスの克服法を案内していきます!
ザックリしてしまうゴルファーはクラブをシャットに上げるな!
バックスイングをシャットフェースでクラブを上げるとザックリしやすくなります。
これはシャットフェースでバックスイングするとリーディングエッジの歯が砂に深く刺さりやすくなるからです。
実は多くのバンカーショット名人は、フェースを開きながらバックスイングをしています。
クラブを砂に深く打ちこみ過ぎてしまうミスが多い人や、バンカーショットでボールが上がらない人は、フェースを開きながらバックスイングをしてみてくださいね!
意外にできていないゴルファーが多いようです。
さらにクラブフェースだけを開いて上げるのではなく、両腕を右へローリング(捻じる)しながらバックスイングすることが上手く打つコツです。
ちなみに研修生時代、私はシャットフェースでバックスイングをしていました。
先輩研修生にそれを指摘していただいてザックリが直った経験があります。
ホームラン(トップ)しやすいゴルファーは重心を下げて構えろ!
バンカーショットではホームランのミス(ボールを直接打ってしまうミス)も多いですよね!
ホームランのミスがお悩みの人は、アドレスで膝・腰を深く曲げて重心を下げましょう。
具体的には通常のアプローチショットより5センチくらい膝・腰を深く曲げるイメージです。
体感的には太ももが多少しんどくなる感じでOKです!
とてもシンプルではありますが、できていないアマチュアゴルファーさんが多くいます。
さらにインパクトのイメージを変えましょう。
具体的には「ボールの手前を打つ→ボールの下へクラブを潜らせる」「ティーアップしたボールのティーを打つイメージ」などです。
言葉を言い換えると「ロブショットを打つ」「ダルマ落とし」などのイメージです。
ホームランをなくすためには、ボールの下へクラブをすり抜けさせる感じを強く持つことが大切です。
クラブを叩きつけるように打つんじゃない、クラブを速く振るんだ!
特にザックリしてしまいボールがバンカーから出ない人は、サンドウェッジのクラブヘッドを砂に強く叩きつけていないか、今すぐに確認をしましょう。
強く叩きつけた打ち方では砂を多く打ってしまい、ボールへ力が伝わらずバンカーからボールが出にくくなります。
正解はクラブを速く振り抜くことです。
しかし、多くのゴルファーはクラブを砂に強く叩きつけるイメージでバンカーショットをしています。
つまり「インパクトして終わり→最後まで振り抜く」ことへの変更が大切なのです。
そのためには、インパクトだけを強くするのではなく、ストローク全体のスピードを速くすることが大切です。
ジュニア時代の私が、まさにこの打ち方になっていたのです。
これによりインパクト時の音も「ドシャ→パン!」と乾いた音に変わりました。
砂に慣れて自信を付けることも大切!
私が研修生時代に、先輩からよく言われたことがあります。
それは「バンカーは『習うより、慣れろ』だ!」です。
つまり砂に慣れて自信を付けることが一番大事という意味です。
私はその言葉に「基本基礎」「正しい練習方法」を加えれば、効率よく最短でバンカーショットが上手くなれると考えています。
そんなこともあり、ここ数年コースレッスンを開催するゴルフレッスン会社が多くなってきています。
Gridge読者のみなさんもぜひ↓のコースレッスンを受けに来てください!
ではHave a nice golf!