Gride

gettyimages/104515159
getty

ゴルフスイング

とや

ドライバーショットが吹け上がる原因とその解消法

こんにちは、ライターのとやです!

ドライバーが飛ばない、という悩みをお持ちのゴルファーの中で「ドライバーショットが上がり過ぎてしまう」という、いわゆる吹け上がるボールが出る人もいるでしょう。

ドライバーが吹け上がると、飛距離がまったく出ませんよね。大きく飛距離をロスしている可能性がありますから、できれば原因を突き止めて修正したいもの。

ドライバーが吹け上がる人は一体何が原因になっているんでしょうか。

ドライバーが吹け上がる原因1:ダウンブロー

getty

ドライバーが吹け上がる原因は、そのスピン量の多さにあります。スピン量が多いゴルファーは皆さんダウンブローに打ち込んでいるんです。

アイアンは打ち込んでいく意識で問題ないかもしれませんが、ドライバーで飛距離を出したいと考えた時、このダウンブローは大きなマイナス要因。

スピンによって吹け上がり、キャリーが出ないばかりかランも減ってしまうので、トータルで大きく飛距離をロスする結果になってしまいます。

最新のぶっ飛びドライバーをせっかく購入したのに全然距離が出ない! という方は、強く打ち込むスイングに問題があるのかも。

ドライバーが吹け上がる原因2:アウトサイドイン

getty

クラブがアウトサイドから降りてくるゴルファーもスピン量が増えるゴルファーの特徴です。

スイングの特徴ですが、右手を使って振りに行くゴルファーが多く見られますね。またこうしたゴルファーはスライスが出やすいはず。

そのためスライスを嫌って、フォローを左に引っ張って取る動きが出てきます。こうするとアウトサイドインの軌道がさらに顕著になってスピン量が増加します。

右手が強いスイングで、アウトサイドからヘッドが入ってくると、ヘッドもダウン軌道になりやすく吹け上がる要素がさらに強くなってしまいます。

ドライバーの吹け上がりを治すには? アッパーブローのインパクト

getty

ドライバーが吹け上がるのを修正するためには、スイングをダウン軌道からアッパー軌道でインパクトをさせなければいけません。

スイングの最下点をボールの手前にくるようにしてスイングします。

しかしこれがなかなか難しいんですよね。

イメージとしてはボールにインパクトさせる手前から、ヘッドを低い位置から長く出してあげてください。

芝の上をヘッドが滑っていくようなイメージですね。

こうすると自然とアッパブローのインパクトになりやすいので、スピン量を抑えたドライバーショットができてきますよ。

ドライバーの吹け上がりを治すには? 浅重心に調整する

getty

スイングそのものを修正するのが難しい場合、道具に頼ってしまうのもありです。

スイング矯正ほど劇的な変化はありませんが、それでもスピンを抑える効果があるのが重心です。

最近は可変式のウエイトが装着されたヘッドもありますので、ウェイトをフェース近く(前方)に動かしてあげましょう。

たったこれだけでスピン量が抑えられる効果が期待できますよ。

また可変式のウエイトがついていない人は、ソールのフェース側にオモリを貼るチューンでも大丈夫。

しかしクラブ全体のバランスも崩れるので、あまり重くなり過ぎないように鉛の量を調整したり、グリップ付近にも鉛を貼ってバランス調整してみてください。

ドライバーショットのスピンと吹け上がりを抑えて憧れの飛距離を手に入れよう

getty

ドライバーの飛距離とスピン量には密接なつながりがあります。

もしあなたがスピン量が多いゴルファーならば、多くの場合スイングに問題が隠れています。

スイングの修正はなかなか一筋縄ではいきませんが、スピンを抑えたスイングができるようになった時、今よりも20ヤード、30ヤード先の景色が見られるようになるかもしれません。