ゴルフスイング
セベケン
あなたのスイングは、山手線?中央線?それとも武蔵野線?
ゴルフスイングは、まあるく振れ! という教えがありますよね!
確かにプロのスイングを見てると、きれいで大きなスイング円弧を描いています……が、それをイメージして振ると?
東京近郊のJRの路線に例えてみると……(関東近郊にお住まいでない方にはわかりにくい例えですいません!)。
クラブヘッドが山手線
プロのスイングで、きれいな円弧を描いているのは……どこ?
そう、クラブヘッドなんです。
クラブヘッドがきれいな円弧ということはとても重要ですが、それを真似ようとすると?
腕の振りをまあるくしてしまうんです。
まあるくするのは腕の振りではなく、あくまでも、クラブヘッドの円弧が山手線(東京の環状線)なのです。
クラブを振る動きは中央線
「♪まあるい緑の山手線~真ん中通るは中央線~」っていうCMを見たことはありませんか?
山手線の真ん中を突っ切るのが中央線!
真ん中を突っ切るので、ぐるっと周る山手線よりストレートです。
ゴルフスイングで例えるなら、手の振りは「中央線」になる訳です。
これでクラブヘッドが、きれいな山手線軌道を描ける訳です。俗に言う「タメ」を解かない動きというのも、この「中央線ルート」になります。
山手線ルートで振ると外回りになります。駒込辺りで営業があるなら別ですが……新宿に急いでいるんでしょ? ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
手を山手線にすると~武蔵野線
ということは? 「まあるく振れ!」という教えを忠実に守ろうとして手を大きくまあるく山手線で動かすと、クラブヘッドは? そう、さらにぐるっと大きく千葉~埼玉~東京と大きく周る「武蔵野線」になってしまうんです。
こりゃ1周するのに時間がかかりますねぇ!
のんびり郊外散策を楽しむにはうってつけですが……ゴルフスイングで、これをやるといわゆる「振り遅れ」現象になります。
体は、もうとっくに目標方向に開いているので、アウトサイドインで大根斬り! になる訳です。
だから、軌道を修正しようと無理にインサイドから打とうとしても、かえって詰まったりして、余計にカット打ちになったりする訳です。
つまり、遠回りの「武蔵野線スイング」になってる訳です。まぁ、景色の良いところは、都心より多いですけどね! (´∀`*)
少ない動きで大きな効果!
つまり、プロや上級者のほうが「少ない移動距離」で打っている! ということになります。
ですので、正確性も出てくる訳です。
大きく回して正確かつスピーディーに打つのは難しいですよね。
裁縫で針に糸を通すのに大きくバックスイングしたら……そりゃ難しいでしょ!(´∀`*)ウフフ
実は、上級者のほうが小さく動いて、クラブヘッドに最大限の動きをさせているのです。飛距離と正確性が両立するように振っているのです。
若いトッププロなんかが、大きく振っているように見えるのは、クラブヘッドの円弧の大きさと、このスイングの「中央線」をマスターした上で、ストレッチして延長線上で大きく振っているからです。
ベテランプロやシニアプロになってくると、このストレッチ部分が少なくなって、コンパクトスイングに近づいてくる訳です。
どうです? 「中央線」使ってみませんか? それとも「武蔵野線」? (^_-)-☆