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ゴルフスイング

しだしんご

いつでもどのクラブでも、一定のスイングリズムで打つことが大切!!

こんにちは♪

みなさんは、打つときの「リズム」は意識していますか?

毎回打つたびにトップの「間(ま)」が違ったり、テークバックのスピードが違ったりすると、うまくタイミングが取れずに打ち急ぎや力みなどの原因となります。

今回は、そんな「スイングリズム」の大切さのお話です。

毎回同じリズムでスイングすることの大切さ

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話はいったんゴルフから離れて、人間の生活がいかにリズムに関わっているかをお話したいと思います。

例えば歩くとき。

人間はみな同じスピードでは歩きません。急いでいるとか、周囲と歩調を合わせるなど特別な事情がない限り、歩くスピードは個人によりバラバラです。

そして、歩くスピードが個人で違うように、それぞれの人がそれぞれのある「リズム」で歩いていることがわかります。

右手を前に振り、左足を出し、次に左手を・・・。

それは不規則なものでなく、ある「一定のリズム」を刻んでいます。

「イッチ、二ッ、イッチ、二ッ」。私であればこんな感じでしょうか。人によって刻み方に違いがあると思います。

もしもこのリズムが「イ~~チ、ニッ、イチ、二~」といった変則的なリズムだと
どうでしょう?

つまずいて転んでしまいそうですよね(笑)。

このように人間は、無意識にその人に合った「一定のリズム」を刻みながらバランスを保ち、体を動かしています。

リズムを一定にすることがスイングの再現性を高める

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「淀みないスイング」。

プロゴルファーや上級者のスイングには共通してあてはまる言葉です。

「淀みない」とは、「止まることなく、滑らかに動くさま」を表します。

彼らのスイングは構えで静止したあとは、クラブを引いた途端に一気にフィニッシュまで振り切るものです。

これは、テークバックからフィニッシュに至るまで、それぞれの選手が持っている「一定のリズム」に沿って体が動かされた証しです。

もし途中でほんの0.1秒でも止まってリズムが崩れれば、おそらくバランスを崩したフィニッシュになることでしょう。

そしてこの「一定のリズム」で体を動かすことが、人間本来が持っている、滑らかに止まることなく動くために必要な要素なのです。

練習からラウンドまで、一定のリズムを刻むことだけを考える

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「練習ではできるけど、本番になるとできなくなる」という言葉をよく耳にすると思います。

確かにフラットなライの練習場とは違い、ゴルフ場は様々な起伏や芝の状況もあり、それらの違いがそうさせるというのも当然あります。

しかし、練習と本番とで、スイングリズムが変わってしまっているということも大きな原因でもあります。

狭いホールだと気が縮んでしまい、フォローで減速してしまう。ドラコンホールに来ると、切り返しが異常に速くなる。などなど。

よく同伴競技者にいいプレーをされたり、また別の場面では同伴競技者が超スロープレーヤーだったりした場合、自分のスコアが滅茶苦茶になってしまった経験はありませんか?

こういう経験をされた方は、口を揃えてこう言います。

「リズムが崩された」と。

特に一人でプレーすることのないゴルフにおいていつものプレーをするためには、練習から本番に至るまで、愚直に「一定のリズム」を刻んでスイングすることに集中しなければなりません。

普段の練習で「自分のリズム」を見つけましょう

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練習場では、テークバックやトップの位置などのポジショニングの確認も大切な作業ですが、一連のスイングにおける「一定のリズム」を見つける作業も行いましょう。

「イッチ、ニッ」でも結構ですし、「イッチ、二ッ、サンッ」でも構いません。

自分がタイミングを取りやすいリズムを探りましょう。

一定のリズムを刻むメトロノームのようなものを付けて練習している人もいます。

練習中はどの番手であれ、そのリズムを一定にすることに集中し、そのリズムを体に刻むようにします。

そして本番では細かいことは忘れて、その体に刻んだリズムを守ることだけを考えてラウンドします。

そうすれば、そう簡単にスコアが大崩れすることはなくなります。

気付けばベストスコアを更新していたなんてこともあるでしょう。

一定のリズムで「淀みないスイング」を身に付けてくださいね♪