ゴルフスイング
Luke
ボールの見かたを工夫すれば、簡単にレベルアップできる!? その3
こんにちは、Lukeです。
その1、その2と、「正しいボールの見かた」について考えてきました。
今回のその3では、いよいよ仕上げとなる練習方法について考えてみましょう。
効果的な練習方法の提案
ボールをじ~っと見ることで、本人の知らないうちにおかしくなっていたスイングを、自分のイメージ通りのスイングにするために、その2ではステップ1とステップ2の方法を説明しました。
今回はステップ3として、新たな練習方法を提案します。
その練習方法とは、『目を閉じて素振り』をすることです。
今までは本人の自覚以上に、あまりにもボールを見る意識が強くなっていたので、いったんその感覚をリセットする意味でも、毎回の練習で『目を閉じて素振り』を取り入れてみましょう。
目を閉じたまま、自分が描いているスイングをイメージして、気持ちよく振り切れるようになるまで『素振り』を追求してください。
目を閉じて、完璧なスイングを目指す!?
次はいよいよ最終ステップです。
目を閉じたまま、実際にボールを打ってみましょう。
初めは少し怖いかもしれませんが、『素振りのスイング』の中にボールが正しくセットしてあれば、不思議なくらいにちゃんと当たります。
このインパクトの写真は、僕がアドバイスしているベストスコア71の女性が目を閉じて打った時のものですが、5発打ってもすべて真ん中に当たっています。
さすがはベストスコア71の腕前と言えますが、実は目を開けて打つと、ここまでミート率はよくありません。
つまり……これほどの腕前になっても、そしてボールをじ~っと見ないように気をつけていても、いざボールを前にしてしまうと、完璧なスイングには届かなくなってしまうのです。
それほどにボールを見ることが引き起こしている問題点は根深いもので、その点をしっかりと認識して、「正しいボールの見かた」を追求してみましょう。
「正しいボールの見かた」についてのまとめ
本人は何も意識していないのに、ボールをじ~っと見てスイングしてしまうと、身体の動きが硬くなったり、潜在意識が過剰に働いてしまいます。
つまり、それまでのスイングは自分のイメージ通りのスイングになっていなかったのです。
イメージと違うスイングになっているのに、問題点を無理やり矯正しようとしても、本来の自分の動きではないので、どんどん窮屈なスイングなっていきます。
そんなスイングでは、ボールに当てるだけで精一杯になり、自分が持っている本当のスイング能力を発揮することはできません。
ボールをじ~っと見て当てるだけで精一杯のスイングではなく、気持ち良く振り切れるスイングをするために、ボールの見かたと意識の持ち方を工夫してみましょう。
「バックスイングをどう上げたらいいのか……」
「切り返しのタイミングが分からない……」
などの、多くのスイングの悩みは自然に解消され、ゴルフスイングに対する考え方が大きく変わってくるはずです。
もっと簡単なゴルフを目指して頑張りましょう!