ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
75歳で年間70ラウンドする人が生徒になった話(その2)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、75歳で年間70ラウンドするs様に行ってもらった練習方法のご紹介です。
生涯ゴルフをしたい
s様は、私の生徒様のt様のご紹介で、生徒になっていただきました。
趣味はゴルフで、年間70ラウンド以上しているのですが、どんどん下手になるばかりで。
最近は、飛距離もだいぶ落ちて、ミスが多いゴルフになってしまい楽しめない。
もう少しゴルフを続けたいが、今のままでは楽しめないどころかゴルフが辛くなってしまうと思っていたので、一からやり直そうと思っていたそうです。
私もレッスンをする限りは、その場限りのレッスンではなく、その生徒様の目標を達成できるようにサポートしたいと思っています。
そのためには、時間も掛かりますし、地味な練習をしてもらうこともあります。
ゴムホースで振る練習
s様に最初にしていただいた練習は、ゴムホースでの素振りです。
私が何回かゴムホースでの素振りをお見せして、s様にもしてもらいました。
s様「これがスイングですか?」
私「そうです、振り切るその中にインパクトがあります」
s様「私がやっていることとまるで違います」
私「そうでしょうね」
s様「こんな風に振ってボールに当たるのですか? 今まで一度もこんな風には振ったことがありません」
私「振り子と同じで原理ですから、頭が動かなければ軌道は安定します」
s様「よく『頭を動かすな』と言いますね」
私「頭を動かないようにして、先端を速く振れば振るほどボールは飛びますよ。この動きがゴルフスイングですし、フォローを取るまで振り切る体と腕の使い方です」
s様「力ではないですね」
私「飛ばしは、スピードですよ」
短いクラブでボールを打って振り切る練習です
次に行ってもらったのは、短いクラブで実際にボールを打って、フォロースルーまで振り切る練習です。
小さくテークバックして、ボールを打ち、フォロースルーまで振り切るという練習です。
s様「私は、練習場で300発くらい打ちますが、今日は20回くらい打っただけで、筋肉がパンパンですよ」
私「普段そんなに打つんですか?」
s様「時間無制限の打ち放題に行ってますから」
私「練習は多くボールを打てばいいという物ではないですよ」
s様「まったく、その通りです。ボールを打った量ならたいていの方には負けてません」
私「その情熱があれば、私のレッスンで成果が上がると思いますよ」
こんな練習をして3ヶ月ほど立った頃に、初めてのラウンドレッスンをしました。
次回は、ラウンドレッスンの時のお話です。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。