ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
75歳で年間70ラウンドする人が生徒になった話(その1)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、75歳で年間70ラウンド以上プレーをするs様のお話です。
ビッグキャリーゴルフショップの生徒の紹介
s様は、私の生徒様のt様のご紹介で、生徒になっていただきました。
s様とt様は、友人で作るコンペに毎回参加している仲間です(これまでに200回近く開催しているそうです)。
t様が最近ゴルフの成績がいいので「何で最近腕を上げたんですか?」と聞いたところ、「ビッグキャリーゴルフショップの河野さんにゴルフを習っている」と明かしてくれて、「少し変わった教え方をする先生だけど、sさんも習ったほうがいいよ」と言われたのでご来店いただいたそうです。
それをきっかけに、私の生徒様になっていただきました。
お話を伺うと、今までに年間で最高120ラウンドしたことがあるそうです。
今までに、数十回もレッスンを受けたこともあるそうですが、一向に良くならないとのことでした。
お年寄りのスイング
当店の試打室にてボールを打っていただいたところ、以下のような特徴がありました。
・テークバックが浅い
・ボールに当てて終わり
・飛ばしたいので、ヘッドを強く叩き付けるのでダフりが多い(頭の上下動が多い)
・左肘が引ける
ラウンド数の多いお年寄りに多いスイングの典型のような方です。
ラウンド数が多いので、安定してボールに当てるためには、大きなスイングをしていては、ボールに当たりません(そのためテークバックが浅くなります)。
飛ばすためにはスナップが必要ですが、スナップを使うと不安定で怖くて使えません。それも飛ばない原因のひとつです。
それでも飛ばしたいので、思い切りヘッドを叩き付けますので、ダフりが多くロングショットが苦手になります。
小技でしのぐゴルフです
しかし、年間で70回ほどゴルフをしていますので、グリーン周りは自信があるので80台も時々出るという状況です。
私「どんなスイングにしたいのですか?」
s様「一番は飛距離が欲しいですね」
私「そうでしょうね、まずは振り切れるスイング作ることを目指しましょう」
s様は少し太り気味で、170センチくらいの身長でおっとりとした方です。
私「今までに何回かプロにレッスンを受けたそうですが、s様の場合、ワンポイントレッスンではスイング変更は難しいので、週1のペースでしばらく通っていただくようになりますがよろしいですか?」
s様「ゴルフだけが楽しみですから、変われるなら通います」
そのような経緯で生徒様になっていただきました。
次回は、練習方法です。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。