Gride

gettyimages/949863878
getty

ゴルフスイング

Nick Jagger

右手は邪魔者じゃない?右腕のパワーを活かして飛距離アップをしよう!

ゴルフスイングでは、いつも左手ばかりにスポットライトが当たっています。

反対に、なぜか右手は邪魔者扱いです。

ほとんどのゴルファーが、器用で筋力が優っている右を利き手にしています。

この右手を効果的に使うことを考えてみましょう。

※この記事は右打ちを前提にしています。

レイトヒット理論では、右手に余計な仕事をさせなかったが……

getty

一昔前はトップで作ったコックの形をキープして、左手をボールに向かって直線的に下ろしてくる「レイトヒット理論」が主流でした。

コックを解かず、インパクトで一気にパワーを爆発させる手の使い方は、動きが急なだけに、器用な右手を率先して使うと、クラブヘッドが返り過ぎてしまう弊害が出たのです。

そこで、左手のリードを強調して、右手に余計な仕事をさせないようにしていたのです。

トップからフォロースルーまで右腕をしっかり伸ばす

getty

しかし、近年はゴルフクラブの性能も格段にアップしたおかげで、インパクトだけにパワーを集中させなくても、スイングの流れを良くしてあげることで、十分飛距離も出るようになりました。

つまり、必要以上の細工をするを必要がなくなってきたわけです。

そこで、右手の効率的な使い方です。

トップからインパクト、そしてフォロースルーにかけて、右腕をしっかり伸ばしていきます。

遠心力に任せて右腕を伸ばす

getty

インパクトの段階で、右腕が大きく曲がっているようでは効率よく右腕を使えているとは言えないのです。

トップの位置では、右腕はたたまれていますから、切り返しをした瞬間から右腕の力を抜き、遠心力に任せるようにして右腕を伸ばし始めるのです。

それによって、フォロースルーで右手がしっかり伸びて、飛距離アップにつながってくるのです。

「右手は使わない」を今まで信じていた方も、ぜひ試してみてください。