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プロゴルファー

ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)

今年も始まる“プロの就職活動”「ファイナルクオリファイングトーナメント」

女子トーナメントが全日程を終えて、男子トーナメントは日本シリーズを残すのみとなりプロゴルフの世界ではシーズンオフを感じるようになってきました。

そんな中ですが、男子プロは“来年の就職活動”とも言える「ファイナルクオリファイングトーナメント」がいよいよ始まります。※ちなみに女子も今週開催されます。

参加している選手にとっては死に物狂いで戦う試合となりますが、じつはこれ、トーナメントよりもエキサイティングかもしれません。

開催は。。。

今年の開催会場は「セントラルゴルフクラブ」(茨城県)です。

過去には日本プロ選手権などの大きなトーナメントも開催されたことがあるチャンピオンコースで、東西の36ホールすべてのホールが気の抜けない難易度の高いコースです。

サードクオリファイングトーナメント通過者や、ツアーにてシードを獲得できなかった選手の約200名により11月29日から6日間に渡る長丁場の戦いで、東西のコースを使い4日間の予選が行われ上位90位までが西コースで行われる決勝へ進む方式で行われます。

予選:11月29日~12月2日(4日間)セントラルゴルフクラブ東・西コース
決勝:12月3日~12月4日(2日間)

予選ラウンド、72ホール終了して上位90位タイまでが決勝へ進出
決勝ラウンド、予選4日+決勝2日のトータルスコアにより順位を決定。
※タイの場合は規定の方法によりカウントバック

セントラルゴルフクラブ
茨城県行方市麻生2196
(最寄高速道路)東関東自動車道潮来

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ファイナルクオリファイングトーナメントによって順位が決定し、来年(2019年)のJGTOツアーへの出場資格が決まります。

毎年トーナメント出場資格の詳細が微妙に変更されるのですが、上位30名ほどが2019年の前半戦の出場資格が得られることになります。

また、レギュラーツアーに出場できない場合は下部ツアーの「Abema TVツアー(チャレンジトーナメント)」に出場できることになります。

レギュラーツアーも下部ツアーも1試合当たりの出場枠は80名~140名(季節などにより変動)となりますので、クオリファイで決定した順位により出場資格が得られるかどうかが変わってきます。

参加選手たちは、この6日間にすべてをぶつけることになります。

優勝経験が複数回ある選手でも、シードの常連で応援する選手も、大学を卒業したばかりの新人の注目選手でも、レギュラーツアーの60数名のシードに入れなかった選手はこのクオリファイに参加しなければならないということを考えても、想像を絶する高レベルでの戦いが行われるのがわかります。

まさに“プロの就職活動”です。

会場はもちろん、テレビやネットで観戦することもできませんし、ニュースなどでも取り上げられることもほとんどないのは残念なことです。