今シーズンの米ツアーの主役を占う重要な一戦！～WGC-HSBCチャンピオンズ～

10月25日（木）～10月28日（日）にいよいよ開催される『WGC-HSBCチャンピオンズ』（中国・シャーシャン・インターナショナルGC、7261ヤード、パー72）。

ここ数年、この大会の優勝者がそのシーズンの米ツアーで大活躍をしています。

今シーズンの米ツアーの主役が決まる大会と言ってもいいかもしれません。

豪華なフィールド

いよいよ世界ゴルフ選手権（WGC）『WGC-HSBCチャンピオンズ』が開幕します。

4大メジャー大会に次ぐ権威があると言われるWGC（年4回の開催）ということで、シーズン序盤にも関わらず出場メンバーも実に豪華です。

ブルックス・ケプカ、ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・ローズの世界ランクトップ3が揃って出場。

さらに昨年のメジャーチャンピオンであるパトリック・リード、フランチェスコ・モリナリもエントリーしていますので、ケプカを含めた昨年のメジャーチャンプも勢揃いです。

さらにローリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、ジェイソン・デイといった実力者が顔を揃えます。

優勝者がその年の米ツアーで大活躍！

私がこの大会に注目しているのは、ここのところ優勝者がシーズンを通して大活躍していること。

2016年の大会覇者は松山英樹。

この優勝を皮切りに2017ｰ2018シーズンは後半まで複数回優勝を含む大活躍。

世界ランク1位やメジャー制覇（全米オープン、全米プロ）まであと少しのところまで肉薄しました。

そして昨年の大会を制したのはジャスティン・ローズ。

ローズも2018ｰ2019シーズンを通して大活躍で、念願の世界ランク1位の称号とプレーオフシリーズ（フェデックスカップ）制覇を達成しました。

今年の大会優勝者が今季の米ツアーの主役になる可能性はかなり高いと思います。

4名の日本人選手の活躍にも期待！

この豪華なフィールドに日本からは4名が出場します。

松山英樹、小平智、池田勇太、そして日本オープンを制した稲森佑貴です。

一番の注目はなんといっても松山選手。

昨シーズンはケガの影響もあり不完全燃焼に終わりました。

優勝経験のある今大会で優勝して、22位まで下がってしまった世界ランクを少しでも上げてほしいですね。

もう一人の注目は稲森選手。

日本オープンで見せた“曲がらないショット”がどこまで通用するのかが楽しみです。

またモリナリ選手など、稲森選手と変わらない体格で世界のトップで活躍する選手もいますから、そういった選手たちから“世界基準の技”を肌で感じるいい機会となるでしょう！

小平、池田の両選手も含めた日本人選手の活躍にも期待しましょう！