プロゴルファー
もーりー
今平周吾選手が鮮やかな逆転劇でツアー2勝目!~ブリヂストンオープン~
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
男子ツアーの『ブリヂストンオープン』(10月18~21日)は、最終日を『66(パー71)』として通算-16までスコアを伸ばした今平周吾選手が今シーズン初勝利、ツアー通算2勝目を挙げました。
賞金ランキングでも1位(約1億1000万円)をがっちりキープです。
サンデーバックナインでの鮮やかな逆転劇
首位と1打差の好位置からスタートするも、前半途中で首位の川村昌弘選手と4打差まで離されます。
しかしサンデーバックナインから息を吹き返し、11番、13番のバーディーに引き続き16~18番も圧巻の3連続バーディーで鮮やかな逆転優勝となりました。
後半のピンチもパットでしのぎ、後半の9ホールは12番以外はすべて1パットで沈める離れ業をやってのけました。
ショット力も光る今平選手ですが、今季は平均パット数でランキング3位につけているパット巧者です(やはり『パット・イズ・マネー』ですよね)。
今季初優勝となった今平選手ですが、今シーズンはこれまで2位2回、3位3回(タイ含む)と安定感抜群。
今一番賞金王に近い存在なのは間違いありません。
小柄で短く握っているのに飛ぶ!
今平選手は165センチと小柄ですが、ドライバーの平均飛距離も290ヤードと、ツアーでも飛距離が出るタイプです。
しかも今平選手はドライバーを含むすべての番手で、かなりグリップエンドを余らせて短く握ります。
短く握ると飛距離が落ちそうなものですが、今平選手の場合は短く握りヘッドの走りをよくすることで飛距離を生み出しています。
短く握れば間違いなくミート率も上がりますしね。
振り遅れを防ぐ効果もあるので、ボールが曲がることによる飛距離ロスを防げます。
今平選手のようなグリップを短く握ってのショットというのは、我々アマチュアも多いに取り入れるべきかもしれませんね。
婚約者と二人三脚、目指すは『賞金王』と『マスターズへの切符』!
今平選手といえば私生活も順風満帆。
昨年の初優勝の際に、美人キャディとして話題になった若松菜々恵さんと今年5月に婚約(今回も会場で声援を送り続けていたようですね)。
今オフに挙式予定ということで、その前に“優勝”という最高の贈り物ができましたね!
そんな今平選手が目標にしているのが来年の『マスターズ』への出場。
高校を中退してアメリカにゴルフ留学をしていた経験もあり、海外志向も強いのかもしれません。
最初の出場資格となる年末時点での世界ランク50位を目指して、ツアーの残りの試合でも優勝を積み重ねてほしいですね(そうするれば自ずと賞金王のタイトルもついてくるでしょう!)
寡黙でシャイな性格ながらも内には闘志をみなぎらせる今平選手のこれからの活躍に期待しましょう!