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https://www.youtube.com/watch?v=45xF1C76I88

プロゴルファー

こせきよういち

ミケルソンがダンスで魅了~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#84

先週、最も目にした動画のひとつが上掲のCMでした。

フィル・ミケルソンは今年のマスターズの練習ラウンドで、長そでのビジネスシャツ=いわゆるワイシャツを着用。ちょっとした話題になりました。

彼はその後もプレーヤーズ選手権や全米オープンなどでそのシャツ姿を見せていますが、先週の「ブリヂストン招待」の直前、契約するシャツメーカーの「Mizzen+Main」のテレビCMがオンエア。

そのなかでミケルソンは、シャツ姿で、ちょっとすかした表情で颯爽とダンス。

これが大好評で、さらに話題と笑いを誘うことになりました。

コース上でもちらっと披露

米メディアによれば、シャツメーカー側はそのストレッチ性能やシワになりにくいといった特長をアピールするために、早くからミケルソンにこのCMへの出演をオファーしていたそうです。

提案を受けたミケルソンは、最初はまったく乗り気ではなかったといいます。

ところが、エイミー夫人が「でも、あなたはウォーム(CMの中で見られる、うつ伏せからエビぞるような動きでリズムを取るダンス)は踊れるじゃない」とミケルソンに進言したことで対応が一変。

結局、出演を引き受けることにしたそうです。

撮影は1か月ほど前に実施。1時間で15~20テイクも収録されました。

「簡単にやっているように見えるけど、そんなことはなかった。僕はもともと物事を深刻には考えない、基本的に笑顔で過ごす人間だけど、今回ばかりは余りの難しさにそうはいかなかったんだ」と、笑いながら振り返っています。

でも、その甲斐あって評判は上々。ブリヂストン招待の会場でもたくさんの反響を得ています。

上掲の動画は、その一例。ギャラリーの声援(要望?)にCMで見せたダンスをちらっと披露。まんざらではない様子です。

「ババ・ワトソンとキャディのテッド・スコットには、ダンスを教えてくれと言われたよ。だから、今度プライベートでレッスンしてあげようと思ってるんだ」

全米オープンではルール問題でいろいろあったけど(下記リンク先参照)、やっぱり愛すべきキャラクターです。

ダンスといえば、やはりこの人

ツアープレーヤーで「ダンスの名手」といえば、やっぱりこの人=ミゲル・アンヘル・ヒメネスでしょう。

バーディやミラクルショットでギャラリーを沸かしたあと、軽快なステップで一層の拍手・歓声を呼び込むのです。

ヒメネスにインスパイアされたのでしょうか。宮里優作は2年前の全米オープンでイーグルをマークすると、ヒメネスを彷彿とさせるステップを披露。

世界的な話題になりました(そのときの動画は、下記のリンク先でご覧ください)。

チ・チ・ロドリゲスは「剣の舞」

バーディのあと、ギャラリーの拍手・歓声にダンスで応えるといえば、チ・チ・ロドリゲスの侍パフォーマンス、「剣の舞」も有名です。

しかし、最近は、このようなパフォーマンスをお約束で見せてくれるプレーヤーがいなくなりました。ちょっと寂しいですね。

そして、日本ツアーにはこの人がいる

“踊るプレーヤー”といえば、日本ツアーにはすし石垣がいます。

適当な動画が見当たらなく残念ですが、彼はバーディを奪うと、お約束で「すしダンス」と呼ばれるユニークな踊りを披露。

喜びを全身で表現し、ギャラリーからの喝采を受けています。

その彼も、ツアーで見ることが少なくなったのはちょっと残念。

またツアーに戻って、元気なパフォーマンスを見せてもらいたいものです。