プロゴルファー
もーりー
松山とファウラーのメジャー初制覇は?日本人1番手は谷原?【The Open-全英オープンゴルフ2018】
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
いよいよ7月19~22日に『The Open-全英オープンゴルフ2018』が開催されます。
今回はどうしてもメジャータイトルが欲しい男と日本人選手の動向をチェックしたいと思います。
メジャータイトル獲得に執念を燃やす男
まず最初はリッキー・ファウラー選手。
マスターズでの最終日の追い上げは記憶に新しいですね(最終的には2位)。
海外のトッププロはメジャー大会に照準を合わせながら出場試合を選んでいくわけですが、ファウラーは特にその傾向が顕著な気がします。
当代きっての人気選手であるファウラーもツアーの中ではもう中堅選手。
ジェイソン・デイ、パトリック・リード、ブルックス・ケプカ、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマスと、同世代や下の世代から次々とメジャーチャンプが誕生する中で、自身も早く仲間入りしたいという強い思い(焦り!?)もあることでしょう。
今回も、前週に開催の『スコットランドオープン』に出場して6位タイと、全英オープンを前に調子は上々のようです。
ちなみにスコットランドオープンは2015年に優勝もしているので、海風の強いイギリスのリンクスコースも苦にならないようですね。
ドローヒッターでランも出ますし、ロングアイアンが上手な選手ですからね。
ファウラーの場合はどちらかといえばスロースターターなので、初日と2日目にビッグスコアを出して上位でスタートダッシュできれば面白いと思います。
調子の上がらない松山
いっぽうで春先のケガから復活したものの、調子が上がってこないのが我らが松山英樹選手。
まだケガの影響があるのか、昨年までの勢いが影を潜めています。
調整を兼ねて出場したスコットランドオープンも予選落ちと元気がありません。
そんな松山プロは全英オープンを前に2つの大きな変更を行っています。
ひとつ目は、ここのところずっと使い続けていたホンマのウッド型ユーティリティをアイアン型に戻したこと。
テーラーメイドから8月に発売予定のニューモデルですが、なんとロフト・弾道調整機能(あの“カチャカチャ”式ですね)が付いているモデルだそうです。
ふたつ目は長年苦楽を共にしたエースキャディである進藤大典キャディではなく、“杉ちゃん”でお馴染みの杉澤伸章キャディとタッグを組むことです。
進藤キャディと袂を別つわけではなく、松山プロがいろいろな人の考えを吸収してみたいということで実現したタッグのようです(このあたりにも松山プロの苦悩がうかがえます)。
果たしてこの“ふたつの決断”が全英オープンで吉と出るか凶と出るか、今から気になるところですね。
日本人1番手は谷原?
今回の全英オープンは松山プロを含め10名の日本人選手が出場します。
松山プロが本調子とは言えない中で、私が期待しているのは谷原秀人プロです。
谷原プロは今回で全英オープンは7回目の出場。
2006年大会では5位になったこともありますから、全英オープンの戦い方は熟知しているはずです。
さらに今年は主戦場を欧州ツアーに移し、年初からヨーロッパを中心に転戦していますから、欧州ツアーの特徴である、あるがままの自然を利用したコースセッティングや風にも慣れているのではないかと思われます。
昨年は『デルテクノロジー マッチプレー』で4位、『BMW PGA選手権』では3位タイになるなど、元々海外の試合でも力を発揮できるタイプです。
パットの上手さには定評のある谷原プロ。
谷原プロが全英オープンで浮上するためには、アイアンショットの精度と風のジャッジを的確にできるかが鍵になりそうです。
いよいよ開幕する全英オープン。
10人もの日本人選手が出場します。
この中から最後まで優勝争いに加わるような選手が出ることを期待しながら、その時を迎えようと思います!!
ということで今回はこのへんで。
それでは、また!