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koji
今シーズンの選手会長は石川遼!就任に期待と不安が入り交じります
今シーズンから男子ゴルフの選手会長に石川遼プロが就任します。
このニュースに関し、私の感じたことを率直に書いてみました。
(写真はGDOより)
注目を集めることに間違いない
男子ゴルフ界で、ゴルフファン以外に名前が一番通っている選手は石川遼と言って過言ではありません。
そういう意味でも、2018年の男子ツアーが注目されることは間違いありません。
2018年シーズンから国内ツアーをメインに戦う予定の石川プロは、選手としてもなんだかんだ言って話題になるはずの中、さらに選手会長という肩書が増えると、どうしても注目してしまうことになるでしょう。
男子ゴルフツアーが注目されること自体は大変喜ばしいことです。
(写真はGDOより)
ますます「石川遼」が注目される
男子ツアーが注目されることは喜ばしいことですが、手放しで喜んでもいいのかなとも思います。
ただでさえ、石川遼のプレーばかりを追いかけてしまう傾向にある日本のマスコミが、石川遼選手会長の誕生ということで、さらに「石川遼」に注目することになるのは間違いありません。
時として、下位にいる石川遼を追いかけるばかりに、上位争いの選手の印象が薄くなるような中継も見かけられます。
また、選手会長として、トーナメント会場での動きを追いかける報道が、今までにないくらい多くなるのではないでしょうか。
ゴルフファンが求めている動向を詳しく報じることは、マスメディアとして至極当然ですが、それが行き過ぎるとシラけてしまうのもまた真実です。
マスターズの出場が決まっている宮里優作や池田勇太、昨年活躍した小平智等、もっともっとメディアの露出があっていい選手がいます。
注目すべき選手が注目されなくなることで、スター選手、注目選手が生まれなくなる可能性があると感じます。
次なるスター、注目選手は、メディアが作り上げるという一面もあるはずです。
本人の成績にどう影響するか?
選手会長の任期は2年。
歴代選手会長は、任期中の選手はシーズンの成績が芳しくなくなると言われてきましたが、昨シーズンは宮里優作が選手会長でありながら賞金王になりました。
石川遼がどのような戦いを見せ、そして選手会長という役目をどういうところで発揮してくれるかは、楽しみでもあります。
選手会長としての業務が増えることで、練習等自身のプレーに関する時間が削られるのは間違いないはずです。
石川遼にとって、日本ツアーに専念する2018年シーズンは、選手会長という任務も加わることで、試練のシーズンになるでしょう。