比嘉一貴選手が涙のツアー初優勝！【RIZAP KBCオーガスタ】

皆さんゴルフを楽しんでいますか？

こんにちは、ライターのもーりーです。

日本男子ツアーは九州・福岡を舞台に『RIZAP KBCオーガスタ』が開催されました。

石川遼選手の3試合連続優勝を阻みツアー初優勝を果たしたのは、プロ3年目の若武者でした。

身長158センチの“小さな巨人”

九州・福岡を舞台に開催された『RIZAP KBCオーガスタ』。

例年は酷暑と高麗グリーンが選手を悩ませる大会なのですが、今年は大会前から続く雨の影響で気温も上がらず、いつもとは違う戦いとなりました。

激しいスコアの伸ばし合いが繰り広げられたバーディー合戦を制したのは比嘉一貴選手。

2日目に圧巻の『63』をマーク、-15で単独首位に立つと、決勝ラウンド2日間も着実にスコアを伸ばします。

終わってみればトータルは大会記録の-26での見事な優勝でした。

比嘉一貴選手は身長158センチと超小柄な選手。

しかし体格のハンディなんて微塵も感じさせない力強いプレーでしたね。

松山英樹選手から刺激を受ける

最終日の18番ホールではイーグル締めと、これが初優勝とは思えないくらいの落ち着きぶりを見せた比嘉選手。

昨年賞金シードを獲得して今シーズンからツアー本格参戦の24歳。

沖縄出身の比嘉選手ですが、大学はあの松山英樹選手と同じ東北福祉大学出身。

2日目を終えた際には松山選手本人から激励のLINEが送られてきたそうで、これには本人も相当刺激を受けたようですね。

今回の優勝で秋に日本で開催されるアメリカツアー『ZOZO CHAMPIONSHIP』への出場も見えてきた比嘉選手。

ぜひこのまま出場権を獲得して憧れの松山選手と同組でラウンド、なんて展開になるといいですね♪

目標は欧州ツアーと東京五輪

何かと身長のことがクローズアップされますが、優勝インタビューでは真っ先にファンやスポンサーへの感謝を口にしたナイスガイ。

男子ツアーの人気が下降気味の中、比嘉選手のような若手有望ゴルファーがどんどん出てほしいですね。

そんな比嘉選手ですが、海外挑戦にも意欲的で、いろんな国のゴルフを経験できる欧州ツアーに参戦するのが目標のようですね。

158センチといっても、しっかり鍛えた体で力強いボールを打ちますし、海外でも十分に戦っていけると思います。

さらに来年の東京五輪の出場も目指したいから、近いうちに2勝目を狙いたいとも言っていましたね。

初優勝して満足ではなく、さらに上を目指していく姿勢に大器の片りんを見た気がしました。

これからが本番の日本男子ツアーでは“小さな巨人”から目が離せそうにないですね。


比嘉選手、ツアー初優勝本当におめでとうございます！