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PAR RUSH 01
初めての方がほぼ玉砕する、私のホームコースの難しさ!~“ラウンド日記・特別版”第1回
このコースでは、初めてプレーする大半の方が玉砕する理由についてご紹介しました。
今回から、このコースをラウンドする方がどのようにプレーしたのか? についてラウンド日記・特別版としてお送りしていきます。
今回は、その第1回です。かなりの腕自慢のお二人をご案内しました。
さて、結果はどうなったのか? 早速スタートしましょう!
目次
改めて、このコースの難しさはこれです!
★狭いフェアウェイに加えて、フェアウェイが左右に傾斜しており、さらに左右にドッグレッグしていて、狙いがさらに狭められる! 林の密集度合いがきつく、入れると横に出すだけとなる!
★極端に小さなグリーンと、手前が傾斜になっているなどグリーン周りの設定の難しさ!
★極端な受けグリーンが多く、グリーンが速いこと!
これらの難しい条件が重なり、距離が短いのにいいスコアが出ずに玉砕する方が多くなっています。
腕自慢の2人の前半のプレーは?
2人は、40歳前後でスイングもしっかりしていて、2人共とにかく飛びます! そのスコアは、80〜85というところでしょうか。
この日は、中~西というこのゴルフ場でも厳しいコースを回ります。
スタートホールのティーショットで2人の明暗が分かれて、1人は左の林の中、1人はフェアウェイ真ん中のナイスショットで、相当飛んでいました。
しかし、その後は左足下がりのライや、小さな饅頭型のグリーンに手こずり、結果はボギーとトリ(トリプルボギー)でスタートしました。
2番ホール以降も、小さく固く速いグリーンで、アプローチの距離感が合わず、また微妙に切れるパットに苦労していました。
簡単にパーが取れそうで、取れない! というイライラ感が伝わり、かなりのストレスを溜めているように感じていました。
それでも、腕自慢諸氏ですから、何とかボギー、時にはパーを取りながら、しのいでいました。
これには、さすがだと感じさせるショットも多くありました!
少しコースの特徴がわかりかけたところで、また罠にはまる!
あとから、腕自慢の2人が話をしてくれたのですが、前半のハーフが終わる頃には、このコースの攻め方が、少しわかったということでした。
前半を1人は45、あとの1人は48で終わりました。
本人としては、決して納得できるスコアではありませんが、前半の中コースは難しいコースなので、その中では、かなり頑張った結果だと思います!
さて、スルーで出た後半のスタートホールの攻め方では、このコースの特徴がわかってきたかなぁと感じましたし、出だしの3〜4ホールは危険を避けて、無理せずにプレーしているように見えました。
しかし、このコースはそんなに簡単に攻略できません!
そして、ちょっとした油断が罠にはまったら、とんでもない大叩きになることは、この時点では2人共知る由もありませんでした!
後半の西コースも6番まで来ました。この時点で、腕自慢の2人はそれぞれ+5でした。まあ、後半は何とか耐えている感じが伝わって来ました。
やはり、このコースはそんなに甘くなかったと!
上がり3ホールとなる7番ミドルホール(パー4)は、打ち下ろしのティーショットの後2打目から打ち上げとなる、やや左ドッグレッグのホールです。
このグリーンは、このコースの中でも最も傾斜がきつく、絶対に上や横につけてはいけないホールです。
ここで、2人は前下がりのライから2打目をシャンクして、右の崖下に落としました。
ここからこのホールの罠にはまることになります。
グリーン手前の傾斜でアプローチが戻ってきたり、下からのパットが入らずに戻ってきたり、散々な目に遭い、このホールは+4と+6という、悲惨なスコアになりました。
訳がわからないうちに、大叩きをしてしまった、という狐につままれたような感じでした!
1人は最後に意地を見せ、1人は最後まで空回りしてラウンドを終える!
次の短い105ヤードのショートホール(パー3)も乗らずに、ボギーがやっという状況でした。
それでも1人は、最後のロングホール(パー5)で2打目をグリーン手前に運び、素晴らしい3打目でバーディーで上がったのは、さすがでした。
もう1人は、力が入りティーショットを曲げて、このホールもトリプルを叩きました。
このハーフも45と51で、トータルは1人が90、もう1人は99でした!
結局、前半も後半も、このコースの罠にはまって大叩きということになりました。
2人の弁は、「想像していたより難しいコースで大変苦戦し、ショット、アプローチ、パターのより一層の精度向上を改めて感じました」というものでした。
今回も、「玉砕」したという形になりました!