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PAR RUSH 01
スタートでの大叩きから立ち直る方法!〜上達シリーズ第66回
今回は、スタートで大叩きをして、その後何とか立ち直ることができて、最後はまとめたという状況を振り返り、どうしたら立ち直ることができるか? を考えてみます!
ゴルフは、何が起こるかわかりません。
どんな状況でもあきらめずに、辛抱強く我慢できれば、最後は笑って終えることができます!
さあ、皆さんも一緒に考えてみましょう!
目次
後半のスタート2ホールで+5の大叩き!普通なら気持ちは切れてます…
後半のスタートホールは、ボギーでした。
2番のロングホール(パー5)は、少し狭くトリッキーですが、距離も短いので、パーが取りやすいホールです。
この日はティーショットがややスライスして、右のラフでした。
次の2打目はやや引っかかりました。
左方向が丘でブラインドなので、心配しながら行ってみると、極端な前下がりかつ左足下がりという、とても難しいライでした。
ちょっとでもスライスすると右のOBに飛び込みます。
何で、ここで右のOBに行くの!!
心配しながら、ウェッジで打ったショットは、案の定シャンク気味にOBゾーンへ!
打ち直しのショットは引っかけてバンカーへ入り、寄らず入らずで、このホールを「9」となりました。
2ホールを終わって、5オーバーという大ピンチです。
次のホールに移動しながら考えたことは、このハーフをどうやってしのげばいいか? ということでした。
残り7ホールは、「………」という気持ちを持続させました!
コースはわかっていましたので、残り7ホールの中には、パーが取れるホールもあると思われました。
しかし、すでに5オーバーなので、ボギーペースで上がるためには、3つのパーが最低条件です。これは、結構プレッシャーでした。
ここで、2番の「9」はボギーペースに対して、「借金を3つ抱えてしまった」と考えて、「ますはボギーペースに戻そう! そのためには一つずつ借金を返していこう!」と考えるようにして、気持ちを持続させることに努力しました。
まず、次の3番ミドルホール(パー4)でパーを取り、一つ借金を返して、あと2つになりました。
しかし、4番ミドルホールでは寄せたものの、惜しくも入らずボギーで、依然として2つの借金のままでした。残りは5ホールです。
続く5番ホールはハンディキャップ(HD)1のミドルホールですが、ティーショット、2打目ともにナイスショットで、グリーンに乗りパーが取れました。
これが大きかったです! あと借金1です。
このあと、プレッシャーがかかる、連続ショートホール(パー3)をパーで切り抜け、見事に借金を返済し、ボギーペースを潜ったのです!
最終的には、大叩き後の7ホールを2オーバーで踏ん張り、トータル7オーバーで終える!
ところが、8番ミドルホールのティーショットでトラブル発生です。
ややプッシュアウトして、右の林の方向へ飛びました。
ボールは木に当たりラフでしたが、左足下がりの厳しいライで、距離も150ヤード以上ありました。
グリーン手前に運び、受けのきつい砲台グリーンのピン下に付けて、何とかボギーで上がりました。
最終9番ロングは、危なげなくパーを奪取して、大叩き後の7ホールを2オーバーでしのぎ、トータル7オーバーで終えました!
必要なことは、技術もさることながら、あきらめない強い気持ちです!
今回の挽回は、残りホールがあったからできたことですが、2番で5オーバーは気持ちが切れてもおかしくない大叩きです。
この状態から盛り返すことができたのは、残りをすべてパーなどと欲張らずに、「とりあえずボギーペースに戻すこと」、「あきらめない強い気持ち」と、「焦らずに一つずつ借金を返済する」という、冷静な判断だったと思います。
これができたので、今後仮に叩くことがあっても、今できることを着実にやっていけば、最後は挽回もできる可能性があるという、自信になりました!
皆さんも、大叩きに腐ることなく、全力を尽くす! ということを実践してみてください!