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PAR RUSH 01

俺が一番上手いはずだ!がプレッシャーに!〜“いつも80台を目指すラウンド日記”第16回

今回のラウンド日記は、4人のパーティーの中で自分が実力的には最も上だという自信の中で、自分にプレッシャーをかけてしまった結果どうなってしまったかという話です。

ゴルフは本当にやってみないとわからないものです!

その自信が時として、プレッシャーになる?

ゴルフが始まる前から、自分にプレッシャーをかけて、自滅していくことになるんだという教訓!

今回のラウンド日記もゴルフの奥深さを感じて、今回も反省! 反省! のお話です。

最初のホールの入り方と、良いスコアで回らなければというプレッシャーがリズムを崩す!

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今日はオフィシャルでのラウンドでした。

それぞれのメンバーの腕前はある程度わかっており、大崩れさえしなければ、間違いなく自分が最も良いスコアで上がれると思っていました。

しかし、その過信が、何が起こるかわからないゴルフの難しさを味わうことになりました。

スタートして、最初のホールで、いつもパットが入らないBさんが長いパットを入れてパー発進し、私はアプローチを寄せ切れずボギーとなり、あれ? と思うスタートとなりました。

しかも、次のミドルホール(パー4)もせっかく2オンしたのに、パットにプレッシャーがかかったのか、3パットしてボギーとなり、何となくこの先の暗雲を感じました。

その後もショットは安定せず、さらに自信があるパットで3パットをするなど、締まらない内容のままホールを消化していきました。

まず、ここまでを考えると、やはり自分が最もいいスコアで上がらなければという、変なプレッシャーを自分にかけて、それが最も影響したのがパットでした。

そして、最悪の結果が待ち受けていました!

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前半も残り2ホールとなり、その8ホール目のミドルホールは、これまでも何なくパーを取っていたホールです。

このティーショットはベストポジションで、セカンド(2打目)もグリーンのやや左かなという場所ですがまずまずの当たりでした。

ところがキャディさんから、「あ! バンカーに転げ落ちたかもしれません」との言葉!

行ってみるとボールはバンカーの真ん中にあります。

ここで、少し心の動揺があり、このバンカーショットは寄せたいと思いました。

結果は、少し薄く砂を取ってしまい、グリーンからこぼれて、反対側のバンカーに転げ落ちてしまいました。

さらに、このバンカーからも出すだけとなりパットも入らずで、何とこのホールでトリプルボギーを叩きました!

しかし、最終ホールは短いロング(パー5)だったので、まだ挽回のチャンスは残されていました。

ところがトリプルのショックは大きく、ティーショット、セカンドともに引っかけて3打目もミス、4打目は短い距離でしたが、これも引っかけて5オン。

しかも、この比較的短いボギーパットも外す始末で、ダボ(ダブルボギー)にしてしまいました。

上がり2ホールで5オーバーは、余りにも痛過ぎました!

開き直ってゴルフを楽しもう! と思った瞬間に、プレッシャーの呪縛から解放される!

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前半を46で折り返し、後半を迎えました。

後半最初のティーショットはやや右へ、何とかセカンドは打てるところでしたが、またこれを引っかけてガードバンカーの手前です。

ピンはバンカー越えすぐの位置です。難しいアプローチでしたが、これは自分でも柔らかく上手く打てたと思いました。

しかし、わずか50センチ足りずバンカーのあごの下の砂に突き刺さり、目玉になりました。

しかも、ボールはほとんど見えずその上にはあごがあり、これは出ないと諦め、アンプレヤブルを宣言しました。

次のバンカーショットで乗せるつもりが、またまたバンカーショットが薄くて、反対側のエッジまで転がり結局5オン。

さらに、ここから3パットで痛過ぎるダブルパーになりました。前半の上がりから3ホールで9オーバーは、まさに崖っぷちに立たされた状況です。

ここまで、やはり「俺が一番いいスコアでいけるんだ」というプレッシャーが、悪いほうへ流れをやってしまっていると反省して、ここで開き直りました!

これからのホールはゴルフを楽しもう! と。

適度な緊張感の持続と、最後まで諦めない強い気持ち! で、ラウンドはまとまる

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ゴルフはわからないもので、開き直ったら、次のホールで長いパーパットが入ってパーを拾うなど、やっとゴルフらしくなってきました。

ところが、今度は何とか80台で回りたいという欲、そしてこれ以上はボギーを叩けないというプレッシャーと緊張感の中で、ホールを消化していくことになりました。

16番を終わって17オーバー、17番をボギーとしたところで残念ながら、80台で回るという目標は厳しくなり、最終ホールもボギーとし、トータル91となりました。

ゴルフは何が起こるかわからないのだから、いつも謙虚に目の前のショットに全力を尽くすこと!

これは、これまでの毎年の数多いラウンドで、嫌というほど思い知らされてきたことです。

しかし、いざゴルフが始まると、ラウンドの影に隠れた「見えない悪魔」が誘惑の手を差し伸べて来るのです。

雑念を振り払い淡々とプレーができるような「心」を持てるように精進していきたいと思います。