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とや
思考のスイッチON/OFFがショットの成功率を上げる!
こんにちは、ライターのとやです!
突然ですが皆さん、想像してみてください……。
「うわー、このホール狭いなー(汗)。どうやって打とうかな。うーんと今日はこっちに曲がるから……ちょっと待てよ。えーっと……」
こんな風に考えながらアドレスして、まとまらないまま打ってしまったことありませんか?
ごちゃごちゃと考えてしまってはショットの成功率を下げるだけ。
“思考のスイッチ”をしっかりON/OFFしてあげるようにすれば、ショットの成功率を上げることにつながります。
さぁ、一体どんな風にすればいいんでしょうか?
目次
「見る」「決める」「打つ」3つのシーンでショットは構成される
ショットと一口に言っても、距離やライ、方向、打ってもいい場所、次に打ちやすい場所などを確認する、「見る」という作業が最初にあります。
そしてその情報から高さや方向、弾道、距離、使用クラブなどを「決める」という作業。
最後に決めたことを実際にスイングして「打つ」という作業。
これら3つのシーンに分かれています。
冒頭で紹介したごちゃごちゃと考えてしまって打つ行為は、すべてのシーンで「どうすればいいのか」が決定されず、ショットの時にすべてのスイッチがONのままになっています。
スイッチをONにするのはそれぞれのパートごとに1つだけ
「見る」「決める」「打つ」この3つのパートに分かれているショットですが、スイッチをONにするのはパートごと1つだけにしてみてください。
「見る」というパートでは状況やライ、距離など、を見ることに徹してONにします。
その代わり、どう打つのか、どんなボールで狙うのか、スイングのチェック……など他の要素が絡むスイッチはOFFにしてください。
そして見る作業が終われば、情報を整理して「何のクラブで、どんなボールを打つのか」を決定します。
「決める」スイッチはONにするんですが、先ほどの「見る」スイッチはきっちりOFFに。
そして見て決めたことを実行する「打つ」パート。ここでは打つことに集中します。
「打つ」以外のスイッチはここでOFFにするんですね。
いくつものことを同時に考えたままで、クオリティを保ったまま行動に移すことは難しいと思いませんか?
迷いがあるままではショットもパットも定まらない
タイトルでは「ショットの成功率を上げる」、となっていますがもちろんパットだって同じことですね。
「目の前の1つのことに集中する」という言葉にすれば至極簡単なことなんですが、実際コースに出てみると驚くほどこれができていない人が多いことがわかります。
まとまらないままボールを打ってしまえば、ショットやパットの精度はもちろん下がります。そしてミスショットを打った後に……。
「あー! やっぱりこうして打っておけば良かった!」と後悔するんですよね。
でも「こうして」って自分の中でイメージを持っていたんでしょうか?
答えはYes。ただいくつもある選択肢の中から選び切れず、決められないまま打ってしまったというのが正解でしょう。
1つずつ思考をON/OFFしていけば怖くない
ショットのパートは「見る」「決める」「打つ」。1つずつONにして余計なことは考えないようにすれば怖くありません。
まず「見る」。距離や左右の幅、風向き、ハザードの位置、ライ、次打の打ちやすさをしっかり見ます。
そして「決める」。見て確認した情報を整理して、なんのクラブで、どんなボールを打っていくのかを決めます。
最後の「打つ」。これは決めたことを忠実に実行するだけです。ここで雑念が入りやすいので注意します。どうしてもここでしっくりこないときは、また最初に戻ればいいだけです。
ゴルフって、考えようと思えば、どれだけでも考えられる要素があります。
けれどもそれを全部考えながらやるのは雑念の元になるだけ。結果としてショットやパットの成功率を下げている原因となっている方もいます。
それぞれのシーンで、1つずつスイッチをON/OFFしていけば余計なことを考えることなく、目の前の1打に集中できるようになりますよ。
ついついいろいろ考えてしまっていい結果が出ない方、この“思考のスイッチ”という考え方を次回のラウンドで実践してみてください。