ライフスタイル
Nick Jagger
冷静に!トラブルはグリーンから逆算して攻略しよう
ショットが曲がって林の中へ入ってグリーンが狙えないとか、バンカーの縁に止まったりなど、思いがけないトラブルに遭遇することがあります。
そんな状況から起死回生のリカバリーショットを試みると、ミスの上塗りみたいに陥ってスコアは雪ダルマ式に増えてしまうものです。
トラブルショットのときに一番大事なことは何なんでしょうか?
何打で上がるのか、冷静に判断する
トラブルショットに臨む際に、一番大切なことは頭と心までトラブルにならないことです。
頭と心が冷静であればこそ、よりよい対処法が見つけられ、それに対して力まずプレーができて、結果もついてきます。
冷静な自分を確認したら、まずライをよく調べます。
そして、どの方向にルートがあるのかを探します。
前だけでなく、横や後方も含め、より多くの選択肢を準備したいところです。
次はその状況から何打で上がろうとするかを、冷静な頭で考えます。
確率の高い安全なルートを探し出す
まだパーのチャンスはあるのか。どのルートを選べば、そのチャンスが大きいのか。それを成功させる自信はあるのか。
どのくらいの確率で失敗もあり得るのかと、考えを巡らせてみましょう。
難しいルートを選んで失敗した場合、ボギーで済まなくなる可能性も出てくるでしょう。
それを受け入れる覚悟があれば、ギャンブルをしてもいいでしょう。
スコアを崩す可能性を減らすなら、初めからボギー狙いに切り替える選択肢もあります。
多少ミスしても、ボギーやダボ以上にならずに収められる確率の高い安全なルートがきっとどこかにあるはずです。
グリーン方向から逆算してみよう
グリーン方向から逆算するように考えてみましょう。
3打目でグリーンに乗せられるエリアはどこか。
そこへ運ぶにはどのルートを行けばいいのか、という具合です。
ルートが選べれば、その3打目地点に運ぶための弾道がイメージできます。
それに応じたクラブ選択や構え方、打ち方を連想します。
いずれにせよ、ルートを決めたら、迷わずプレーに集中することが大切です。
トラブルに遭遇した場合は、傷口をいかに広げないかを考えながらプレーしましょう。