ライフスタイル
レッスンプロ・クラフトマン 河野
クラチャンのお客様が日本シニアに出場するまで~その3~
私がコーチをさせていただいているお客様の中で一番上手い方のお話です。
私の店「ビッグキャリーゴルフショップ」に初めてご来店いただいてから、目標である「日本シニア」 に出場するまでの事を簡単に書かせていただきました。
k〇様もホールインワン
私はこれ(その2参照)を含めて3回のホールインワンを経験していますが、一度も保険が下りる状態で入った事がありません。
節約ゴルファーですから、何時も手引きカートかキャディーさんなしのラウンドをしていましたので仕方ありません。
それに比べk〇様のホールインワンです。
k〇様のホームコースの一つである埼玉の某コース160ヤード7番ショートホールでした。
段差のあるグリーンでピンは下段の中央やや左に切ってありました。
k〇様が打ったボールはグリーン中央付近の傾斜に落ちゆっくり左側に転がって、カップに入りました。
51歳からのスイング改造
入るのを全員で見ていましたので、全員大興奮ですが、直ぐk〇様が言いました。
k〇様「残念。キャディーさんがいないよ」
私「クラブハウスに電話した方がいいですよ」
すると近くにコース課の軽トラックがあるのを見つけ、手を振って呼び寄せ「今、k〇様が、ホールインワンをしたので確認してください」
とお願いしました。
めでたくホールインワン保険が出て100万円です。
パーティーにご招待をしていただき、腹一杯食べさせていただきました。
ツイている人とツイていない人の差がハッキリ出ました。
50歳でレッスンプロに成った直後、k〇様(51歳)からコーチの依頼を受けました。
k〇様「55歳になったら日本シニアに出たいと思うが、今のままでは行けないと思う」
私「k〇様は、オールドスタイルのスイングですから不安定な時がありますね」
k〇様「どうしたらいい」
私「少しオーバースイング気味のところを治していきましょう」
k〇様「分かった」
こんなやり取りから始まり、大きな事や小さな事などいろいろ相談しながら進めました。
驚く程のパッティング技術
リピータブルな良い形になるまで2年程掛りましたが、その間k〇様は文句を言いながらも良く辛抱していただき、安定感のある良いスイングに変換する事に成功しました。
コンパクトスイングに挑戦した当初は、飛距離が出ずに何度も挫折し掛ったそうですが、パットが得意な方なので何とかスコアはそれ程落とさず、辛いスイング変換に成功しました。
トップアマなので、並の方の何倍も葛藤があったと思います。
しかし、パッティング技術には驚く事が何度もありました。
次回に続きます。
レッスンプロ・クラフトマンの河野