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PAR RUSH 01
“ボギー力を磨こう!”~上達シリーズ第31回
前回第30回の上達シリーズでは、「良いパーを拾おう!」というテーマで、同じ数のスコアでもその内容によってまったく違うものとなり、それが精神的に影響するということをお話ししました。
アマチュアであれば、いつもパーばかりという訳にはいかず、ボギーや時にはダボ(ダブルボギー)を叩くことなります。
今回は、悪くてもボギーで上がりたい! という、まさに「ボギー力を磨く」というテーマを取り上げます。
アマチュアはボギーがある!
腕前にもよりますが、プロと違って、アマチュアにとってはボギーが基本のスコアだと思います。
アマチュアでも、たまにパーもありますが、基本はボギーで、寄せワンで上手くいけばパーというのが、基本のスコアの作りだと思います。
従って、ボギーが出るのはやむを得ないという心構えで対応しましょう!
問題は、ボギーで上がれるチャンスがあるのに、それをダボにしてしまうことがあることです!
ダボを叩かないように、ボギーで収めることがスコアアップに不可欠!
「ボギー力を磨こう!」というテーマでは、ボギー以上のスコアを叩きそうな時に、何とかしてボギーで収めるというのが、まさに「ボギー力」だと思います。
例えば、長いミドルホール(パー4)でドライバーを曲げて、2打目は出すだけになってしまった場合に、3打目が乗ればボギーで上がることができますが、この3打目がグリーンを外した場合、途端にダボの可能性が高くなりますよね。
この時に、アプローチをそこそこ寄せて、ボギーパットを沈めることが、まさに「ボギー力」です。
ダボはあっさりと出ます! しかし、ダボを叩きそうな状況で何とかボギーに収めるためには、アプローチとパットにおいて強い精神力と技術の裏付けが必要でしょう!
諦めたら、アプローチも寄らないでしょうし、入れごろ外しごろのパットも入らないでしょう。
ダボは取り戻すのが大変ですが、ボギーならパー1つで取り戻せます。
プロが、絶体絶命のピンチから、何とかボギー(時にはパー)で収めてくるのは、この「ボギー力」の賜物でしょう!
プロの場合、ボギーは1つのバーディーで消せますが、ダボは2個のバーディーが必要になります。
ボギーでしのぐ! 良いボギーを取ることを目指す!
「良いパーを拾う!」という前回のテーマでもお話ししましたが、「ボギー力を鍛える!」ことは、良いボギーを取ることです。
これが、流れを良くして結果としてスコアに現れてきます。
例えば、ミドルホールでせっかく2オンしたのに3パットしたらボギーです。
一方、2打目をミスして3打目もミスしたのに、4打目のアプローチを寄せて1パットで沈めればこれもボギーです。
このホールを終わった時の気分はどうでしょう。
3パットしたプレーヤーはガックリとうなだれ、かたや1パットでボギーを拾ったプレーヤーは良しと! という気分になるでしょう。
これがその後のプレーに影響して、ガタガタと崩れていくという経験はありませんか?
ミスをしても、パーやボギーでしのぐことを目指したいものです。
簡単にダボを叩かないゴルフを目指しましょう!
私も目標としているのに、簡単にはできていませんが、毎ラウンドでダボを叩かないゴルフを目指して頑張っています!