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野村タケオ

ゴルフマン【第28話】道具で飛ばす!

木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第28話です。

いろんな飛ばしのグッズがありますが・・・。


「飛ぶ」って言葉はゴルファーにとってとても魅力的です。

自他ともに認める「飛ばないオヤジ」な僕は、「ゴルフは飛ばしじゃないから」などと言いながら、小技に磨きをかけて飛距離自慢の方たちと日々戦ってるわけですが、正直言えば僕だってもっと飛ばしたいわけです。

飛べばスコアが良くなるとは限りませんが、飛んだほうが2打目を短い番手で打てるわけですから、そりゃ楽に決まってます(曲がらなければだけどね)。

やはりゴルファーたるもの多かれ少なかれ「飛距離」には憧れがあるもんですよね〜。

そんなことだから、ゴルフメーカーの広告にも「飛ぶ!」って文字がよく登場するわけです。

「10ヤード飛ぶ!」とか「さらに飛ぶ!」なんて言葉が新製品が出るたびに書かれているわけですが、本当に毎回そんなに飛ぶようになっていれば、今頃はみんなが350ヤードくらいは飛ぶようになってるはず(笑)。

まぁ、実際に実験の数値上では飛ぶようになってるんだろうから、ウソではないんでしょうけどね。

分かっていても「もっと飛ぶ」と書かれていると欲しくなっちゃうのがゴルファーの悲しいサガですな。

「飛ぶ!」って宣伝文句はなにもクラブだけに限ったことじゃないっすよ〜。

ボールだって飛ぶボールってのがいっぱい売られています。

最近は飛ぶだけじゃなく「飛んで止まる!」みたいな、相反するような性能を持ったボールまで売られていますから、ボールの進化ってのは凄いもんです。

ティだって「飛ぶティ」ってのがありますよね〜。

飛ぶ理由は各社いろいろありますが、打った時に抵抗が少ないって理由のものが多いのかな?

そもそもティの抵抗が少しあるくらいで飛距離に関係するのか? って思いますが、実際に飛ぶと言って使ってるプロもいますから、もしかしたら本当に飛ぶのかもしれませんな。

そんな文句を言いながらも、僕も飛ぶティをいままで数種類使ってきましたが・・・。

ま、僕くらいのミート率の低いゴルファーだと、たまたまティショットが飛んだとしても、それがティのおかげで飛んだのか、ボールなのかクラブなのかシャフトのおかげなのか、はたまたただ上空に恐ろしいくらいのフォローが吹いていただけなのか分かりませんがね(笑)。

理由はどうあれ、ちょっとでもいつもより飛ぶとうれしくてニヤニヤしちゃうもんです。

そういえば「飛ぶグローブ」や「飛ぶシューズ」ってのもあったし、ピタピタのインナーウェアや怪しげなブレスレットとかも「飛ぶ」って言ってたような・・・。

一度、全部の飛ぶグッズを使ってラウンドして、いったい普段より何ヤード飛ぶのか実験したいもんですな。