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上りのパッティングを残して、3パットを撲滅しよう!

グリーンを狙っていくセカンドショットやアプローチショット。

むやみにやたらに、ピンだけを狙っていませんか?

遠くからでも、大まかなグリーンの傾斜はわかりますし、それがアプローチならなおさらです。

たいていのグリーンは手前から受けている(手前が低く奥が高い)場合が多いです。

次のパッティングのことまで考えた上で、グリーンを狙っていけるようになったら、ゴルフのレベルが上がりますよ。

受けグリーンにおける、基本的な攻め方!

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グリーンを狙っていくショットにおける基本的な考え方は、上りのパットが残るようにすることです。

なので、受けグリーンの攻め方の基本は、ピンの手前狙いです。

まずは、クラブ選択の前に、グリーンの大まかな傾斜を見るようにしましょう。

キャディさんがいれば、「どの辺りを狙えばいい?」って聞けば、「ピンの右手前がいいですよ」みたいに教えてくれます。

セルフプレーの場合は自分で判断することになるのですが、わかりづらい場合はとりあえずピンをオーバーしない距離を打っていきましょう。

グリーンの傾斜と使用クラブによって、攻め方が変わります

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基本的に、受け傾斜が大きなグリーンはボールが止まりやすく、小さい場合は止まりにくくなります。

ということは、受け傾斜の大きなグリーンの場合、ロングアイアンなどのロフトの少ないクラブで打っても、比較的ボールは止まってくれますので、残り距離が残っていても思い切って攻めていくことができます。

逆に受け傾斜が小さな場合は、ボールが止まりにくいので、ショートアイアンなどのロフトのあるクラブであればグリーンを直接狙ってもいいのですが、ミドルアイアンよりも少ないロフトのクラブであれば、グリーンオーバーしないように慎重な判断が必要になります。

場合によっては、花道から転がして乗せるようなケースも考慮に入れましょう。

上りと下り、何が違うの?

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上り傾斜と下り傾斜では、傾斜の度合いにもよりますが、難易度がかなり変わってきます。

上りの2メートルよりも、下りの1メートルの方が難しいなどということは、非常によくあるケースです。

なぜ、上りのパットのほうがやさしいのかというと、しっかり強く打てるため、曲がりが少なく距離感が合わせやすいです。

逆に下りの場合、やさしいタッチで打たなければならないので、ボールの勢いが弱く、その分傾斜の影響を受けやすく、曲がりが大きくなります。

それに加え、少し強く打ってしまっただけで大きくオーバーしてしまったり、それを怖がって大きくショートしてしまったりと、距離感を合わせるのが難しいのです。

ピンを狙うばかりがゴルフではありません!

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上級者になればなるほど、高確率でピンの近くに止められると思わない限り、ピンを直接狙うことはありません。

もちろん、ピンに近付けられればそれが一番なのですが、そうならなかった時のリスクを常に考えているのです。

なので、次のパッティングがやさしく打てるエリアを狙ってショットを打っていきますし、仮にミスショットをしてもバンカーに入らないようにしたり、難しいアプローチが残らないようにするなどのために、必ずしもピン方向を狙わないのです。


初心者の方や、コースマネジメントができていない人は、常にピンを狙いがち。

その結果、下り傾斜のアプローチやパッティングを残してしまい、スコアを大きく崩してしまうことが多いのです。

次回のラウンドは、ぜひ「上りのパッティングを残すためには?」というテーマを持ってプレーしてみてください。

ゴルフがやさしくなりますよ。