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女子アマチュアがプロゴルファーになるには、どうすればいい?
プロゴルファーとアマチュアゴルファーの大きな違いは、試合で入賞したときに賞金がもらえるかどうかの違いがあげられますが、どうしたらプロになれるのでしょうか?
今回はプロツアーに出るにはどうすればいいのか、優勝者になればどんなメリットがあるのかをご紹介します。
目次
プロとアマチュアの違いはお金?アマがプロツアーに出るには?
アマチュアゴルファーがプロになるには、2つの方法があります。
1つは「アマチュア時代にツアートーナメントで優勝する」もうひとつは「プロテストに合格する」ことです。
ゴルフにおいて、女子アマチュアがプロツアーに出るためには、(賞金がある場合の試合において)申込みの段階で賞金を受け取る権利を放棄する署名をしなければいけません。
もしも運良く優勝者になればプロ宣言を行うことが可能で、プロ宣言を行えば女性の場合は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)からツアープロとして認められます。
史上初の高校生女子プロゴルファー、宮里藍がプロになった経緯
4歳のときから2人の兄の影響でゴルフを始めたという宮里藍は、女子アマチュア時代・高校3年の時に仙台で開催された「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で優勝者となりました。
その9日後2003年10月にプロ宣言し、史上初の高校生プロゴルファーとして衝撃のデビューを果たしました。
優勝すればアマチュアでもその後のプロツアーの出場資格が認められますが、彼女はその資格があるうちにプロ入会をしました。
JLPGAツアー史上最年少の優勝者、勝みなみ
6歳のときに祖父にすすめられてゴルフを始めた勝みなみは、2014年4月熊本空港カントリークラブで開催されたプロツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」において、女子アマチュアながらJLPGAツアー史上最年少の15歳293日で優勝者の座に君臨し、プロに転向しました。
アマチュア選手のツアー優勝は、清元登子、宮里藍、キム・ヒョージュに次いで史上4人目となる快挙ですが、5歳から続けている器械体操で鍛えた体をスイングに活かし、まだまだこれからも成長が期待されるホープのひとりです。
日本人史上最年少の女子プロゴルファー、畑岡奈紗
ゴルフ練習場に勤務する実母の影響で11歳でゴルフを始めた畑岡奈紗は、高校2年生のときに世界ジュニアゴルフ選手権、国体と続けて個人、団体のW優勝を成し遂げました。
またナショナルチームメンバーにも選抜され、2016年10月に「日本女子オープン」で国内メジャー史上初の女子アマチュア優勝者となり、最年少制覇を達成して8日後にプロ宣言しました。
宮里藍の記録を抜いて、日本人史上最年少(17歳271日)でプロツアー出場資格を獲得という快進撃を遂げました。
今回ご紹介した女子プロ女子ゴルファーは、プロテストに合格してプロになったのではなくプロツアーで優勝をして飛び級的にプロデビューした面々です。
アマチュア時代には賞金を獲得出来ませんが、プロツアーで優勝すれば規定の18歳に満たなくてもプロに昇格でき、賞金女王にもなれる夢のような世界が待っています。