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Gridge編集部

日米若手実力者の競演!コリン・モリカワ&中島啓太 ゴルフクリニック開催!

日本で4度目の開催となったPGAツアー、ZOZOチャンピオンシップ2022(2022年10月13~16日、千葉県・アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ)。

その初日のホールアウト後、ドライビングレンジで「コリン・モリカワ&中島啓太 ゴルフクリニック」が開催されました。

25歳ながらすでにメジャー2勝(2020:全米プロ、2021:全英オープン)のコリン・モリカワと、コリン同様世界アマチュアランキング1位を記録し、2022年9月にプロ転向宣言をした若手最有望株の中島啓太という日米のホープ2人がデモンストレーションを行いました。

アプローチ対決ではプロらしい性格が露呈!?

最初に行われたのが、10ヤード、30ヤード、50ヤード先に設置されたカゴを狙ったアプローチ。

50ヤード先のカゴを狙う2人、惜しい打球が連続するもなかなか入れられることができず、MCの指示を無視して狙い続けるという負けず嫌いぶりを見せていました。

また、ターゲットを10ヤードのカゴに変更すると、コリンが“手の5番(?)”で見事カゴに入れるなど、お茶目な一面も見せてくれました。

これぞプロの技! スティンガーショットで魅せた!

次のデモンストレーションは、10数メートル先に高さ1.8メートルに設置されたリボンの下をスティンガーショットで潜らせるというもの。

最初に2人は4番アイアンで挑戦すると、楽々とクリアーして見せます。さらに、番手を5番、6番と上げても成功させると、会場に詰め掛けたファンもどよめきました。

会の途中から降り出した雨にもかかわらず、乾いた鋭い打球音が会場にとどろき続けました。

ファンの質問にも丁寧に答えるナイスガイ2人

最後はファンからの質問コーナー。

質問「さっきのような低弾道のスティンガーショットはどのようにして打つのですか?」に対して、コリンは「ハンドファーストを維持して、フォロースルーまで体を浮き上がらせないようにして、低く長くフォローを出す」と答えてくれました。

2つ目の質問は、テーラーメイドの公式YouTubeチャンネルでもおなじみの俳優・岸田タツヤさんから。

「コリンのスイングを真似してゆっくりテークバックしたら背中を痛めてしまった。どうしたらあなたのようにスイングできますか?」という質問をすると、コリンは「自分の中でスイングのリズムを取った結果、自然と今のようなスイングになった。だから、人の真似をするのではなく、自分に合うスイングのリズムを見つけることが大事」と答えました。

最後の質問は女性から「ドライバーでもっと飛ばしたいのですが、どうすればいいですか?」。

コリン「私も飛ばしたいと思っています(笑)。どうやって速くスイングするかとかテクニックのことはあまり考えず、フェースの真ん中に強く当てることを意識して、自分のスイングを崩さずに力強く振るように練習するといいんじゃないかな」と答えました。

同じ質問に中島は「飛ばそうと思うことはすごく大事だけど、飛ばそうと思って力が入ることはダメ。あとはテーラーメイドのステルスドライバーを使って!」と回答。同社の担当者も思わず「いい選手と契約しました」と喜ぶ場面も。

約30分ほどのセッションでしたが、プロのテクニックや考え方を目の当たりにすることができ、現場にいた多くのファンにとっても有意義な時間だったのではないでしょうか。