ゴルフスイング
おっ3
ミケルソンがお手本!柔らかくスイングする方法とは?
息の長い活躍を続けるフィル・ミケルソン。
今年の6月で49歳になるので、来年はシニアツアーへの参加資格を得ます。
しかし、今年もドライバーの平均飛距離は300ヤードオーバーと、まだまだレギュラーツアーの第一線で活躍できそうです。
そんなミケルソンの真骨頂は、柔らかいタッチのショットとアプローチと思います。その柔らかさが、飛距離にも好影響しているように見えます。
では、ミケルソンのように柔らかくスイングするためには何が必要なのでしょうか?
指には力が入っていないようです!
『おっ3』の結論は、『指には力は入れないこと』と『指の間に隙間を作らないこと』です。
ミケルソンは、フルショットの後は必ずこの写真のポジションでクラブを収めます。
この時の指と腕に力感のない自然な感じが、飛距離と柔らかいタッチを生む源ではないでしょうか?
試しに指に力を入れてみてください。
この状態のままで、手首から肘までの筋肉を柔らかく使うことはできますか?
答えは『No!』ですよね。
指に力を入れると、肘から先も固くなります。
また指に力を入れた状態では、柔らかいスイングをするのはとても難しいと思います。
もう一度繰り返しますね。
『指には力は入れない』
『指には隙間を作らない』
この2つのポイントが大切と思います。
首と肩のリラックス!
ビッグイージーの異名を持つ、アーニー・エルス。
最高のナイスショットの後でも口をへの字にするので、『あれっ』と思うことがあるのはご愛敬!!
ここで注目は、首と肩のリラックスした感じです。首は長く保たれ、肩は楽に下に降りています。
エルスのこのフィニッシュは、恐らく飛距離をコントロールしたショットと思います。鋭角に下りても、ダフっても狙った距離は出ませんよね。
柔らかいスイングでグリーンを狙うためには、このリラックス感が必要です。
ゆっくりスイング!
40代でPGAツアー18勝も上げた、ビジェイ・シンのインパクト直後の一枚です。
右手を見てください。
指先がグリップに引っかかっているだけで、手首は手のひら側に折れています。
かなり特殊なスナップですが、これも指先がリラックスしていないと絶対にできない動きです。
それと、打ち急がないことで実現できる動きと思います。
このゆったり、ゆっくりしたスイングが柔らかいスイングにつながると思います。
指先の力を抜いて、ゆったりとゆっくりと振ること!
するとクラブは、自然とアドレスの位置に戻って来ると思います。
力みに悩む方は、柔らかいスイングで、飛距離と正確性を両立させましょう!