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「ゴルフから遠ざかっていると、ショートゲームが下手になる!」って本当?

ゴルフは、自転車に乗るのと同じで、一度覚えたらそんなに簡単には忘れない、と思っています。だからこそ、最初か肝心なのだ! ということも、よく言われます!

しかし、昔は相当ゴルフで腕を鳴らした人が、「いや、参りました。バンカーとパットにやられました」と語っていました。そう言えば、思い通り当たることがありました!

今回は、ゴルフにおける「実戦感覚」について考えてみましょう!

ゴルフのスイングは、最初に決まる! だから身体が覚えたスイングは忘れないはず!

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ゴルフは、「始めたてが肝心なんですよ!」とは、私がゴルフをやりたいと言ってきた若者に話す言葉です。

ゴルフ練習場に行けばわかると思いますが、ゴルフスイングは千差万別で、極端に言えば並んで練習している、全員のフォームが違います。

ゴルフを始める時に、どのように始めたかでその後が違ってきます。この始める時のスイングの形が、良くも悪くも、そのまま今に続いているのです。

そして、いったん身に付いたスイングの形は、簡単には治りません。

ゴルフで使う身体の動きは、普段の生活ではほとんどありません。ゴルフ特有の身体の使い方だと思います。ですから、この特殊な身体の動きは、一度筋肉が覚えてしまうと、それがなかなか治らないということになります。

それは、逆に言えば、一度覚えたスイングは忘れないということにもなり、しっかりと身に付いたスイングは少しぐらいゴルフから離れていても、思い出してスイングすることができるのです!

ゴルフが久しぶりという人でも、それなりの腕前であれば、普通のショットは何とかなるでしょう!

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特に、ゴルフの腕前が一般のアベレージゴルファー以上であればなおさらです。

久しぶりのゴルフでも、ドライバーやアイアン等は、それほど苦にすることなくスイングすることができるでしょう。

それは、一時期に結構ラウンドをしたりしていれば、スイングはある程度固まっているでしょうし、まったく当たらないということはないと思います。

もちろん、ドライバーでスライスが出たり、フェアウェイウッドやアイアンで、トップしたりすることはあるかもしれません。これは、普通にゴルフをやっている人でも出るミスですから、仕方ないと思います。

ただし、そのようなベテランゴルファーでも、傾斜地でのショットは上手く打てないことはあるでしょう。

感覚が必要なスイングは簡単には戻らない!~アプローチ編

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ドライバーやアイアンなどの普通のショットは何とかなっても、ゴルフから遠ざかっていると上手くいかないのが、まずはアプローチでしょう。

アプローチで使うウェッジ類は、距離感とスイングの大きさなどで、感覚に頼る部分が大きいクラブです。このウェッジ類は、そのスイングのスピードが極めて大事なクラブです。

さらに、アプローチといっても、上げる、転がす、ピッチ&ランなど、様々な種類があり、これは、日頃の経験がものを言うと思います。

学生時代にゴルフ漬けの毎日を送ったゴルファーならともかく、普通のサラリーマンではこのアプローチの感覚は忘れてしまうでしょう。

ゴルフから遠ざかっていると、このように小さなスイングのショットは上手くいかないことが多くなります。何となく感覚を思い出したら、もうゴルフは終わっていたということになるかもしれません。

さらに、バンカーショットが問題です。

これは普通のショットとは違いますから、頭ではわかっていても、実際のショットでは上手くできず、バンカーから球が出ずに大叩き(あるいはホームラン)なんていうことも多くあるでしょう。

感覚が必要なスイングは簡単には戻らない!~パット編

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次に、ゴルフから遠ざかって上手くいかないのが、パットです。普段から家などでパットの練習をしている方は別ですが、ゴルフの中で最も感性を必要とするのがパットでしょう。

パットだけは、ラウンドの数をこなしている人にはかないません。ラウンドの数をこなしている人は、様々なグリーンを経験していて、速いグリーン、遅いグリーンなど、そのグリーンの特徴に対応することができます。

ところが、ゴルフから遠ざかっている人は、グリーンの様々な特徴についていけません。パットはまさに感性だと言われるのがここにあります。

「今日は久しぶりのゴルフだ」ということで、朝の練習グリーンで入念にパットの練習をすることでしょう。しかし、本コースに出れば、傾斜が待ち受けています。

朝の練習グリーンだけでは、この複雑な傾斜などを克服することは、とても厳しいことです。

アプローチとパットはやはり下手になる、では久しぶりのゴルフで準備することとは?

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やはり、感性がモノを言うアプローチとパットはなかなか上手くいかないことがわかりました。それでは、ゴルフから遠ざかっていた人が、久しぶりのゴルフでラウンド前に準備することは何でしょうか?

朝、ゴルフ場に着いて、ドライビングレンジでショットを練習することでしょう。これは、朝のルーティーンとしては、普通のことです。

それよりも、アプローチの練習場があれば、必ずやるようにしましょう。

久しぶりのアプローチの感覚に加えて、実際の芝の上からでは、その感覚はまったく違います。さらに、アプローチの練習場にバンカーがあれば、バンカー練習も必ずやるようにしましょう。

バンカーは、砂質がゴルフ場によって違いますので、久しぶりではなくても、必ず必要な練習です。

そして、アプローチの練習が終わったら、グリーンでパット練習を念入りにやりましょう。速いグリーンの場合には、上りと下りをきちんとやって速さを少しでも体に覚えこませることが必要です。

これらの準備で、仮にバンカーに入っても、あまり心配せずにショットすることができます。ゴルフ場には最低でも、1時間半前に到着しましょう。