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ライフスタイル

こせきよういち

カートの暴走にご注意!~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#138

先週、もっとも多く目にした動画のひとつが、下掲のカート事故の映像でした。

アクセルペダルを踏むドライバーがいなければ動かないはずのカートが、なぜか勝手に動き出し、暴走するシーンです。

電磁誘導式が多い日本ですが、自走式カートも少なくありません。注意を喚起する意味で、暴走するカートの動画を紹介しましょう。

助手席に積んだバッグが崩れて

この映像を紹介する米メディアによれば、ネットにシェアされたのは先週の金曜日。

どこのゴルフ場かは不明ですが、アクシデントはゴルフ場スタッフがバッグを「バッグ置き場」からハウスの玄関辺りにある「バッグドロップエリア」に運んできたところで起きました。

運転者がカートを止めて席を離れたとき、助手席に積んだバッグが荷崩れ。そして、アクセルペダルの上に乗って動き出した事故でした。

日本のゴルフ場は坂が多いためか、安全を考え、ブレーキペダルの角にストッパーが付いた機種を良く見ます。ストッパーが効いたカートは、再度ストッパーを踏みこんで解除しない限り、アクセルペダルを踏んだだけでは動きません。

しかし、そうした機能のない機種はアクセルペダルを踏むとブレーキは解除され、動き出します。

だから、助手席には重いモノを置かないこと。ご注意ください。

結末が気になる

同様に、助手席に積んだモノ(クーラーボックス)がアクセルペダルの上に落ちて起きたアクシデントです。

これをシェアしたインスタグラムには、「飲み物に運転させるな」のコピー(笑)。それにしても、この結末が気になります。

シャンクボールのいたずら

キャディバッグ、クーラーボックスと来て、最後はゴルフボール。

シャンクで横に飛び出したボールがカートのアクセルペダルに当たってブレーキを解除。そして、カートは坂道をゆっくり前進という顛末。

冒頭で触れた米メディアの記事には、「カートによる事故は思ったよりたくさん起きています」との記述がありました。

日本のゴルファーも、カートは運転だけでなく、停め方も慎重に。

面倒でも、離れるときにはキーをオフにしたほうがいいでしょう。