ライフスタイル
PAR RUSH 01
ゴルフは仕事に通ず!〈7〉ゴルフも仕事も腹をくくる時がある!
「ゴルフと仕事は通じる」ということをお伝えしていますが、このことを書いていると、時として禅問答のような境地になってくることがあります。
ゴルフは欲との戦いだと言われますが、強欲であればあるほど上手くいかないことが多いのです!
今回は、腹をくくって結果を待つ! というお話です!
仕事で腹をくくること!
仕事をやっていて、これだけ一生懸命やったのだから、あとは結果を待つだけというようなことはありませんか?
あれこれ考えてみても、どうにもならないことがあります。特に、自分としては、やれるだけのことはやった! 努力したという自負がある時には、あとは結果を待つだけということが必要でしょう。
これ以上やっても仕方がないというところまで頑張って、そこでケリをつけること!
また、ここまで頑張ったのだから、あとはこれでどうなるのか? を待とう!
この時の心境を表現すれば、腹をくくった状態ということではないでしょうか。
仕事では、時にはこの腹をくくるということが、大事なこともあります。
この腹をくくるというのは、決していい加減にやろうということではなく、「やるだけのことはやった!」という自信の裏付けだと思います。
自分が精一杯やったという気持ちを持って、腹をくくること!
そうしたら、結果がついてくる。仮に、それでダメだったとしても、気持ちは整理できるでしょう。
ゴルフで腹をくくる必要な場面とは?
ゴルフではどうでしょうか?
頭の中は、この先の結果だけを考えて、ここは何としても、しのぎたい! という逃げたいような場面はないでしょうか?
例えば、グリーンのガードバンカーを越えなければならないアプローチの場面などでは、得意な方や上級者は問題はないでしょうが、ビギナーには厳しい場面と言えるでしょう。
しかし、逃げられないのです。自分がショットしなければなりません。
そうしたら、腹をくくりましょう!
仕事では、できるだけのことはやったと思い、腹をくくるのですから、ゴルフでも目の前の1打に集中して、腹をくくることです!
本当は、ゴルフではショットを前にしたら、常に腹をくくらなければならないものだと思います。
結局、開き直って目の前のショットに集中することが、結果をもたらす!
ゴルフでは、目の前のショットで、ジタバタしてもどうにもなりません!
ここでは、目の前の1打に集中して、やることはやったと、腹をくくることが大事です。
自分がやってきたことを信じて、そのショットに集中しましょう。
例えば、「バンカー越えのアプローチで、ピンまでは近く、落とし場所は下り傾斜」の場合は、絶体絶命のピンチです。
どんなに頑張ってもピンに寄せることは厳しいでしょう。今できるショットを、腹をくくってやるしかないのです。
後のことは気にせずにそのショットに集中しましょう!
それで、最善の結果ではなかったとしても、それがすべてではなく、その後の状況を変えるかもしれません。
ゴルフとはそういうものなのだ! それも腹をくくることになるのです!