プロゴルファー
こせきよういち
ポールター式メントレ?~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#182
この連載にたびたび登場するイアン・ポールターは、スーパーカーのコレクターとしても知られています。
投資を兼ねたコレクションとのことで、フェラーリだけでも一度に12台を所有したことがあったそうです(下記リンク先、『ザ・サン』電子版の記事参照)。
コレクションの1台、ラ・フェラーリ・アペルタはわずか200台ほどしか製造されなかった限定モデルで、価格は100万ポンド=1億3000万円余!
先日、そのフェラーリを的に挑戦した、彼の“メンタルトレーニング”が世界中で大きな話題になりました。
ライダーカップのためのメンタルトレー二ング?
その模様は上掲のインスタグラム動画(ポールターは228万フォロワーを持つツイッターでもシェア)を見ていただくとして、もし失敗して車体に傷がつけば、資産価値は少なからず目減りするはず。
なぜ、そんなリスクのある挑戦を?
その答えなのでしょうか、彼はこの投稿動画に、「これ以外に、ライダーカップのプレッシャーを感じながら練習する方法があるかい?」といったメッセージを載せています。
つまり、これはメンタルトレーニング!?
実は、ポールターはこの「1億3000万円余」の前に、「1000万円(約10万ドル)」を相手に同様のチャレンジを行っていました。
それが下掲の動画で、的になっているのはメルセデス-AMG GT 4ドア・クーペ。
どんなメントレもステップ・バイ・ステップということ?
それでも、「ファースト・テイク=一発撮り」とのメッセージ。腕も度胸も確かです!
アフィバーンラトもチャレンジ!
ポールターに負けじと、同様の挑戦をSNSにシェアしたのが、同じくスーパーカー・コレクターとして知られるキラデク・アフィバーンラト(タイ)です。
ただし、的にしたのは自慢のスーパーカーではなく、ゴルフ場のカート。
そして、ポールターと同様、さりげなく「スルーショット」を成功させています。
ところが、アフィバーンラトは「一発撮り」ではなかったようです。
このテイクの前に撮られた失敗シーンをポールターが「キラデクは自分のフェラーリF12で挑戦する前に、カートを相手にやっていた」と暴露(下掲のインスタ動画)。
そして、キラデクに続いて挑戦した動画の投稿を呼び掛けています。
スーパーカーをお持ちで、腕に自信の方はどうぞ!
でも、失敗するとこんな目に
最後はおまけ、というか教訓として、車の窓ガラスが派手に割れる動画です。こんな目に遭いますから、視界に車があるところではショットを控えましょう。