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PAR RUSH 01
グリーンがとても速く、難しいピンポジションのラウンドでは、最後まで気力が持たない!〜“新ラウンド日記”第5回
グリーンの速さが11.0フィートと、とても速いコースでラウンドしました。
風も吹かず、穏やかな天気で最高のコンディションでしたが、とても難しいピンポジションで、最後まで気力が持ちませんでした。
ゴルフは、「最後はパット」という当たり前のことを、またまた感じたラウンドです!
目次
11.0フィートのとてつもなく速いグリーンに加えて、当日は月例競技でさらに難しいピン位置でした!
一般的に、アマチュアがプレーするゴルフコースのグリーンの速さは、9.0〜9.5フィートが多いと思います。
なかには、10.0程度のコースもありますが、これはグリーンの速さを売り物にしているようなコースです。
しかし、プロは女子で11.0〜11.5フィート、男子で12.0フィートくらいの状態でトーナメントを戦っています。
私が、毎年女子プロとチャリティーでラウンドする際のグリーンの速さは、11.0少しです。
従って、今回の11.0フィートは、「えっ! こんなに速いの?」というくらいの速さでした。
練習グリーンでも、あちこちで「11.0フィートだそうです! 速いですよね!」という話が聞こえました。
速いグリーンでは、短いパットが縁を通っても入らない!
皆さんも、カップの縁を通る入りそうなパットの経験があると思います。
普通は、カップの縁を通って止まりそうなパットは、カップ側によれて入ります。
ところが、速さが11フィートぐらいだと、勢いが弱まらずにそのままカップの縁を通って、5~10センチのところに止まります。
パットが縁を通るというのは、ボールの半分程度はカップの中に入っている状態です。これで入らないと、本当に落ち込んできます。
速くて難しいピンポジションは、簡単にダボが出る!
歩数10歩ほどの距離であれば、普通は悪くても2パットで終わるのですが、速さが11フィートでピンポジも難しい状況だと、ファーストパットがOKの位置に止まらずに、1.5メートルぐらいオーバーすることも多々あります。
これが返しのパットを難しくして、これを外すと直ぐにダブルボギーになってしまいます。
スコアを崩さずにまとめていくためには、3パットを極力防ぐことが大事ですが、速くて難しいピン位置では、どうしてもボギーで終わらないことになります。
しかも、このような状態のラウンドでは、通常寄せワンでパーが拾えるのに、近くに寄ってもなかなか簡単にパーパットが入ってくれません。
1回のダブルボギーを取り戻すことが、なかなかできない苦しいプレーが続きます!
一筋の違いが天国と地獄!
このようなグリーンの状態では、一筋、いや5ミリの違いで、入る・入らないが決まってきます!
これはもう天国と地獄の状態です! 「惜しかったねぇ!」では済まされません。
前半のハーフでは、「縁を通っても入らない!」ことがあっても、キャディーさんも「迷うような難しいピン位置だから」といい、グリーンも速いしで、こんな日もあると自分に言い聞かせて、頑張れます!
でも、後半も同じような状態が続くと、さすがに気力が長続きせずに、アプローチでミスをしたりして、最後は我慢できなくなります!
今回もその通りのラウンドでした!
最終的には、パットに尽きます! これは、わかり過ぎるほどわかっているのに、ゴルフは本当に上手くいきません!
最後は、キャディーさんの、「今日は難しいピン位置でしたね!」が、慰めの言葉でした!