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ゴルフクラブ

TeruさんGolf

セカンドパターの利点!パターを複数本使ってみよう!

ゴルフで最もスコアに影響を与えるクラブといえば、パターと言えるのではないでしょうか。

皆さんが最も気にしているであろうドライバーは、1ラウンドで通常ならパー3を除く14回、どれだけ多くても18回しか使用しないものですが、パターはその倍以上使用することもありますよね。

アマチュアの場合、ラウンドの内容によっては半分ほどパターを使用することもあるでしょう。

そんなパターだからこそ、どういったものを使用するのか、そのパター自体が自分に合っているのかなどがとても重要になってきます。

狙いやすい、打ちやすいパターを使っているというだけでも十分な安心感を得られるでしょう。

また、だからこそパターを1本に絞る必要もありません。

エースパター、セカンドパターと何本か用意することも選択肢に入れておいてもいいのです。

今回はそんなパターについてじっくりと考えていきましょう。

まずは自分のエースを見つけて長く付き合う!

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筆者の友人で、定期的にパターを買い替えてもなかなか自分に合うパターがない、と話している方がいます。

実際、パターはいわゆる「水物」なクラブです。

自分が読んだラインに打ち出せていなくてもそれが入ってしまうこともありますし、自分の読んだライン通りに打ち出せていたとしてもラインが間違っていて入らない、ということもままあります。

しかし、パッティングにおいて最も重要な点は「自分の思った方向にキチンと打てているか」です。

例えば3メートルのパッティング。少しフックラインと読み、自分のイメージ通りにボールをセットしました。

しかし、ボールは残念ながらカップの左側を通過してしまい、入りませんでした。

このような状況の時、あなたならどう感じますか?

1.自分の思った通り打ち出せている。しかし自分の思ったラインが間違っていた、あるいはタッチが合わずに入らなかった。

2.自分が思ったラインよりも引っ掛けて打ってしまった。

これで2を選んでしまう人、または現状よくそういったケースで引っ掛けている印象があるという人は、パッティングがなかなか入らない、あるいは自信を持ってパッティングできていないという方でしょう。

要は、自分の思った通りのラインに打てているのだ、と思う人はその後疑心暗鬼になりません。

それ以外の原因、ここではラインが間違っている、あるいはタッチが弱かったなどのことが外した原因だと考えることができるからです。

一方で、引っ掛けているのかも、と感じてしまうと次のパッティングはどうしても引っ掛けを意識して少し押し出してしまうようなパッティングになってしまいます。

これではメンタル的にもなかなかつらいパッティングが続いてしまうことになります。

ですので、まずは自分が今使っているパターが合っているのかではなく、しっかりと使いこなせているかについて考えてみるべきです。

パターは慣れの要素も少なくありませんから、まずは自分のエースパターを見つけ、長く根気よく付き合っていくことをオススメします。

セカンドパターを使ってみよう!

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しかし、そもそもエースパターはどうやって選べばいいのでしょうか?

まずは、自分が最も真っすぐ打ちやすいと感じるものにしてください。

形は問いませんが、パターを上から見下ろした時に「真っすぐをイメージしやすいもの」がいいでしょう。

1本ラインが入っているのがいい、2ボールタイプでボールに合わせるほうがイメージしやすい、複数本のラインがあるとイメージが出しやすい、その他特殊なほうがイメージしやすい、など、これには非常に個人差があります。

初心者の場合、パターの芯でヒットさせるのが難しいというケースも少なくないですから、そういった場合はマレット型からチョイスしたほうが無難かもしれません。

このエースパターを長く使用すればいいのですが、ある日「なぜかまったくイメージが出ない」「入る気がしない」日が来ると思います。

そういったときは思い切ってまったく違うタイプのセカンドパターを使ってみるのもひとつの方法です。

そのセカンドパターが実は自分にとても合っているかもしれません。そのパターがエースパターに成り代わってくるかもしれませんし、今までのエースパターとの比較対象ができることから、よりエースパターに対する信頼感が生まれるかもしれません。

パッティングに悩んでいるなら、そういった選択をしてみてもいいかもしれませんよ。

精神的な安定剤にもなる!

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筆者は自分ではパターが得意な人間だと思っていました。

2メートル程度のパットなど、まったく外す気がしなかったのです(もちろん外した経験はたくさんありますが)。

しかし、ある日「まったく入る気がしない」という状況に陥ってしまいました。

例え1メートルのパッティングですら外してしまうイメージが出てきてしまっていたのです。

そういった時に悩み過ぎたり、考え過ぎてしまっては、それこそイップスに陥ってしまいかねません。

だからこそ、セカンドパターを使用して「入らなくても仕方ない」「やっぱりエースパターが良かった」など、精神的な余裕を持たしてくれるのもセカンドパターを持つ利点でしょう。

どんなものでも構いません。

パッティングに悩んでいるなら、一度試してみてはいかがですか?