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朝イチのティーショットでチョロ……が出た後のリカバリー法

ゴルフ場で「今日はベストスコアを出すぞ!」と意気込んで打った1打目のティーショットがチョロチョロ……なんていう経験は誰しも一度はあるはず。

そんな時、なぜそれが出てしまったのか原因がわかれば次のホールのティーショットで修正できるかもしれません。

今回は、そんなチョロの原因とその解決法をご紹介させていただきます!

ティーショットのチョロはダフリ or トップ?

ティーショットのチョロには2種類の原因があります。

大きく分けるとボールに当たる前に地面にクラブヘッドが触れてしまって起きるダフリのチョロと、ボールの上部を打ち過ぎてしまって起こるトップのチョロ。

あなたはこの2パターンのうちどちらでしたか?

原因によって解決法も違うためまずはこちらを思い出してみましょう!

※ちなみに動画(冒頭)は、2011年のPGAツアー「ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ」の2日目、ジェイソン・デイの13番ホール、407ヤード・パー4のティーショットのひとコマ。

前年度の各トーナメントのチャンピオンが集うというこの大会で、なんとドライバーで“ドダフリ”して飛距離106ヤード! しかし、その後2打目を直ドラ(地面の上から直接ドライバーを打つこと)で234ヤード飛ばしガードバンカーへ、そこからバンカーショットを成功させてパーでホールアウトしたのでした。

後にワールドランキング1位にも上り詰めるトッププロでもこんなミスをするのですね(そこからパーというのもさすがですが……)。

ダフリのチョロの場合

朝イチのティーショットは、いつも以上にクラブをボールに早く当てに行きたくなります。

ダフリのチョロの場合、大体はバックスイングからボールを打ちに行くときに手首のコックが解けるのが早いこと(アーリーリリース)が原因です。

またこのようなミスの時に、右利きスイングの方は右手を必要以上に使ってしまいがちです。

こうした、ダフリチョロの時に気をつけるポイントは2点あります。

・右手の力を抜く
・リズムを意識してテンポよくスイングする

右手の力を抜くと自然と手首のコックを保ったままボールにコンタクトできるようになるはずです。

リズムを意識してスイングをするとボールに当てに行こうという意識を緩和することができます。

トップのチョロの場合

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トップのチョロの場合は、目標方向を意識しすぎてボールに当たる前に目標方向に目線がいってしまったり、球を上げに行こうとしてすくい打ちをしてしまうことが原因です。

この場合も2つのポイントがあります。

・ボールを打った後も地面を見るイメージ
・バックスイングからボールにヒットさせる時に右肩を下げない

クラブがボールに当たった後もボールのあった地面を見るイメージでいると体の起き上がりを防ぐことができます。

また、右肩を下げないスイングを意識することで必要以上のアッパースイングを防ぐことができます。

どちらのミスも平常心を保つことが大事

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ダフリのチョロも、トップのチョロもミスをした後が肝心です。

ミスを取り戻そうとして、次のショットで際どい所を狙ったり、難しいクラブを持ちすぎたりしてドツボにはまってしまうことが一番良くありません。

ミスをした時は、一度深呼吸をしてそのホールを確実にかつ最短でホールアウトできる道をもう一度考えましょう!

時には「ボギーでOK」あるいは「ダブルボギーでOK」と割り切る潔さも必要です。

そうすることによって、次のホールのティーショットは気持ちを切り替えて臨むことができることでしょう。

ゴルフは打ち方も大事ですが、ボールを打つ時のメンタル状態も同じくらい大事です。

朝イチティーショットでチョロをしても、あきらめずにベストスコアを目指しましょう!


※メンタルの維持の仕方について、こちらの記事も参考になります!

「【月例で学ぶ】スタートで大叩きしても、投げやりにならないための方法論」(Little Red Bookさん)