ライフスタイル
しだしんご
打球事故の加害者にも被害者にもならないために注意すること
こんにちは♪
打球事故。ゴルフをされる方なら、もちろんこの言葉をご存知だと思います。
打つ側から加害者とならないように注意するのはもちろん、打球が当てられないように注意するのも、被害者にならないためには必要な行動です。
「打ち込み」は絶対ダメ!!
打球事故と言えばこれ。
ゴルファーとして最もやってはいけないことの1つです。故意であろうがなかろうが、この行為自体、ゴルファー失格です。
打ち込みをしないために、まずは自分の最大飛距離をしっかりと把握しておくことです。
ドッグレッグのホールや、打ち上げなどで前方の組が見えない場合、コースには信号機が設置されていたり、前の組のカートの位置までの距離が表示されることがほとんどです。
それをしっかりと確認をして、打ち込みにならないように注意しましょう。
また、打ち込みをされないための注意も必要です。
例えば打ち上げなど前方が見えないホールで、まだセカンド地点で同伴競技者が打とうとしているにもかかわらず、1人がカートを前方に動かしてしまった場合、後ろの組はカートが移動したことでセカンド地点には誰もいないと判断し、ティーショットを打ってきます。
ホールの地形などを十分に頭に入れ、後ろの組に存在をアピールする必要があります。
パー3ホールでも、前の組がカップインしてグリーンを出た途端にすぐ打つ人がいますが、これも大変危険な行為。
カートが動いて誰もいない状態を確認してから打つようにしましょう。
打球がそれたら即座に「フォアー!!!!」
自分が打ったボールが左右にそれた場合は、躊躇せずに「フォアー!!」と大声で叫びましょう。
本人だけでなく周りの同伴競技者も、隣のホールに打球が向かっていることを知らせるために大声で叫びましょう。
また、隣のホールに打ち込んだ場合にそこから打つことがあると思います。
その時はそのホールでプレーしている人が打ち終わることを確認してから立ち入るようにしましょう。
そのホールのプレーの邪魔になるだけでなく、万が一打球が飛んできた時に事故につながるからです。
もちろん、隣のホールに立ち入る時は、一礼して声をかけるなどしてからにするのがゴルファーとしてのマナーです。
打つ人の前に絶対に立たない
セカンドショット以降でよくある状況ですが、いくら打つ人の狙いから外れているといっても、前方で待機することは非常に危険です。
特に怖いのが、シャンクです。シャンクは急角度で右斜め前方に(時には真横に近い角度で)ボールが飛んでいきます。
打つ人の右斜め前に立つことは、危険でありながら目障りでもありますので、避けましょう。
打球事故は「しない、させない」双方が大切です
石のように硬いゴルフボールが、時速200キロを超えるスピードで飛んでいく。
これが生身の人間に直撃すればどうなるか、大人ならば理解できるでしょう。
打球事故は、打つ本人だけが注意すればいいというものではありません。
その人の同伴競技者として、打球事故になりそうな行為は注意すべきですし、打球がそれて事故につながる可能性がある時は、それを防ぐために最大限の努力をするべきです。
打球事故が起これば、その日の楽しいゴルフは中止になるばかりか、加害者には多大なる責任がのしかかることになります。
また被害者にならないためにも、軽率な行動は慎むべきです。
「打球は来ないだろう」と安易に考えるのではなく、「来るかもしれない」と最大級の注意を常に払うことが必要です。
加害者になるのも被害者になるのも、どちらにしても地獄が待っています。
また、万が一のためにもゴルファー保険への加入をオススメします(使えるのはホールインワンの時だけじゃないんです)。
打球事故は「しない、させない」。このことを常に念頭に置きながら、楽しいプレーを心掛けてくださいね♪