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ゴルフコース・練習場

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日本のセントアンドリュース!?【多摩川ゴルフ倶楽部】

多摩川の河川敷にはいくつものショートコースがあります。

たまたまランニング中に見つけた多摩川ゴルフ倶楽部。

夕暮れ時に地域住民の方々がコース内で遊んでいる姿が見られ、その光景がまるでゴルフ発祥の場所「セントアンドリュース」のような印象を受けました。

地域と共にあるのがゴルフ場本来の姿

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セントアンドリュースで全英オープンが行われるテレビ中継を見ていると、試合が終わると同時に、近隣に住んでいる子供達がコースの中に入って遊び始める光景を見たことがある人も多いと思います。

日本だとありえない光景ですが、現地の人にとっては公園と同じような感覚です。本来ゴルフはその土地の住民と非常に距離が近いスポーツということですね。

しかし日本のゴルフ場というと敷居が高かったり、閉鎖的なイメージで、ゴルフをやらない人にとっては一生足を踏み入れない場所かもしれません。

犬を連れて遊んでいる人々

ランニングをしていた18時ごろ、私は多摩川ゴルフ倶楽部の光景を見て目を疑いました。

ゴルフ場の中に犬を連れて遊ばせている人、ダンスの練習をしている人、サッカーの練習をしている人、ぼーっと座って景色を眺めている人などなど……。

気になって私もゴルフ場の中へ入ってみると、とっても気持ちがいい場所です。

夕日を背にした武蔵小杉の高層マンション群が見え、都会の中で青々とした芝生の上でリフレッシュできる場所があるというのは最高な気分です。

普段はプレーするときしかゴルフコースに立ち入ることはありませんが、服装も目的も違う形でゴルフ場に来ると新鮮な気持ちになります。

このようにゴルフ場がゴルフをやらない人にとっても身近な存在になるといいですね。

本当は入場禁止じゃないの?

ただ、ここで1つ疑問が。多摩川ゴルフ倶楽部は営業時間外の立ち入りを許可しているのだろうか?

気になったので周辺の看板などを調べてみると、「営業時間“内”の立ち入り禁止」「営業時間“外”のゴルフ禁止」となっています。

従業員の方も注意をしている様子はなかったので、営業時間後の入場を認めているのでしょう。

多摩川ゴルフ倶楽部の優しい配慮、ゴミや犬のフンはしっかりと持ち帰る近隣住民。双方の良い関係性が作り出している光景ではないでしょうか。

いつかゴルフでもお邪魔してみようと思います。