Gride

gettyimages/689527432
getty

ゴルフスイング

とや

絶対ダフりたくない時はヘッドをカットに入れて打つ!

こんにちは、ライターのとやです!

どうしてもダフりたくない! こんな場面に出くわすことってありますよね。

手前に池があったり、谷越えホールだったり。

ダフりのミスはまったく飛距離が出ませんからね。こんな時「絶対ダフりたくない!」とショットに臨むわけですが、そんな時はヘッドをカットに入れてみましょう。

これを意識するだけでダフりが激減しますよ。

ボールの手前を叩きたくない!

getty

ダフりはボールの手前を叩いてしまうことによって起こるミス。

なのでボールに直接コンタクトをさせるようにスイングしたいんです。そこでヘッドを地面のラインより上から入れられればダフらないんです。

これがいわゆるダウンブローというスイングです。

このダウンブローは、ダウンスイングでシャフトが寝ると難しくなります。

逆にダウンスイングでシャフトが立ったままヘッドが下りてくれば、自然と上から打ち込むような形が取れるんです。

シャフトを立てたままダウンスイングをするには、ヘッドをカットに入れると自然にこの形に近づくんですよね。

意外と多い左足下がりのライ

getty

「左足下がりのライは難しい」というのは嫌というほど体感した方もいるでしょう。

特にダフりのミスが出やすいんです。

その理由はボールの手前側が高くなっているライなので、少しでもヘッドが下がればダフリにつながってしまうからです。

上達の過程でカット軌道を修正されると、上からヘッドが入っていた軌道が緩やかになります。

すると当然ボールの手前を叩いてしまうミスが増えるんですね。

ですが、実はカット軌道でヘッドが入ったほうが、左足下がりのライでは好都合。

ヘッドが上から入るため、左足下がりのライではカットに打ったほうがいいんです。

もしかしたら、初心者の内のほうが気にせず打てていたのに、上達して左足下がりのライに苦しんでいる人もいるかもしれませんね。

インサイドからスイングするドローはダフりやすくなる

getty

またゴルフが上達してくると、ドローボールへの憧れみたいなものが出てくるゴルファーもいます。

そこで右に打ち出して、左に戻してくる、というドローボールを打つためのスイングですが、これはインサイドからアウトサイドにヘッドが動きます。

インサイドからヘッドが降りてくると、アウトサイドからの場合と比べてヘッドがかなり下がってくるのがわかると思います。

だから「絶対ダフりたくない」と思えばドロー打ちはちょっと危険。

なのでショットの成功率を上げるためにもヘッドをカット軌道で打ってみましょう。

ヘッドをカットに入れればフェード系の球筋に

getty

ヘッドが上から降りてきやすいカット軌道。

ドローとは逆のヘッドの動きをしますから、球筋もおのずとフェード系のボールになるんです。

もしあなたがドロー打ちでダフりたくないと思った時は、ドローにこだわらずに「フェードでOK」と考えてショットしてみてください。

このドロー崇拝の思考が、ラウンド中のいくつかの「ダフリ」を生み出しているかもしれません。

ヘッドをほんの少し外から入れて、少し内側に抜いてやるくらいのイメージでスイングしてみましょう。

ダフりが大ケガにつながる場面や左足下がりのライで、自信を持ってスイングできるようになりますよ。