ゴルフスイング
とや
家練でアイアン上手!ライバルを出し抜くお手軽ドリル
こんにちは、ライターのとやです!
コースは月1、練習はそこそこ、なんてアベレージゴルファーの皆さん、朗報です。
家の、それも室内での練習で、アイアンが上手になっちゃうお手軽ドリルを紹介しますよ!
練習場に行かないからお金もかからない、さらにスペースも自室で十分。
地道に続けてライバルを出し抜いちゃいましょう。
用意するものは「スポンジボール」「マット」「アイアン」
用意するものはスポンジボールとマット、それにアイアンの3つだけ。
それと4時から8時の幅でスイングができるスペースがあればそれだけで練習ができちゃいます。
用意するもの、を見てなんとなくピンと来ている方も多いんじゃないでしょうか。
スポンジボールを小さなスイングで軽く打つ、というドリルです。
なにせこの小さいスイングの中にはゴルフのスイング、ことインパクト周辺での大切な動きを室内で繰り返し練習できるんですから効果絶大です!
ただ1つ「地味」であることを除けば非常に実のある練習となるでしょう。
地味な練習のくせにダフる、トップする……
地味な練習って続かないんですよね。
だってボールがキレイに飛んでいくところを見られるわけでもありませんし、打感も感じられないので爽快感もありません。
ただただ延々とボールをコツコツ当てる単純作業であることに変わりありません。
でもこんな地味で簡単そうな練習でもどうでしょうか?
ダフったりトップしたりしませんか?
このミスこそがあなたの今の実力。
大切なところでアプローチをトップしてホームラン。
ロングホール(パー5)のセカンドショットではダフって距離が稼げず……。
こんな小さくて地味な練習の中には、スコアを大きく減らすことができる可能性があるんです。
せっかくなのでやってみましょう。
家練でアイアン上手! 練習方法は?
まず当然ですがマットを設置します。そしてスイング幅は4時から8時。
お部屋の状況によってはハーフスイングまで大きくしても構いません。
そしてボールを壁に向かって打つんですが、この時ボールの位置はマットの前方ギリギリに置きましょう。
こうすることでインパクト後にターフを取っているのか、ボールの手前からダフっているのかを判別することができます。
あとは繰り返し打ち込むのみです。
実戦ラウンドに近づけるために、アイアンでマットを軽くブラッシング(素振りでマットをこすること)してからボールを打つ、というルーティンで練習するとさらに感覚が研ぎ澄まされます。
家練でアイアン上手! スイング時の注意点は?
この練習で特に注意したいことは2つ!
○グリップと両肩の三角形をキープしてスイング
○スイング中のフェース向きを常に意識する
以上です。
三角形はいろいろなところで言われていることですが、大きなスイングでトップまできた時は崩れています。
けれどもインパクト周辺ではキレイな三角形に戻ってきます。
このインパクト周辺を意識した練習なので三角形はキープを意識。
そしてフェース向きですが、打ち出したい方向やアドレスにきっちり合わせるようにこだわりましょう。
この練習ではフェース向きの管理はもちろん、インパクト周辺の腕の使い方、ヘッドの上下ブレを減らすなどさまざまな効果が期待できます。
地味でつまらない練習かもしれませんが、アイアンのフルショットやランニングアプローチ、ピッチ&ランなどさまざまなシチュエーションに応用が効く万能ドリルです。
毎日ほんの少しだけ、これがライバルに差をつける秘密かもしれませんね。