ゴルフスイング
オリオット
イ・ボミのドライバーとショートアイアンのスイングを比較!~フィニッシュ編
イ・ボミのスイングビデオを参考に、ドライバーとショートアイアンのスイングはいったいどこがどう違うのか、どこがどう同じなのか、比較してみるシリーズです。
今回は、このシリーズの最終回、美しいフィニッシュ編です。
【ポイント①】フィニッシュの形はほぼ同じ
ショートアイアンもドライバーも、フィニッシュの形はほぼ同じです。
肩と胸は飛球線方向を向き、上体の中心軸は~35度傾いたままフィニッシュを取っています。
この傾きはアドレス時の前傾角度に近く、これはアドレスからフィニッシュまで上体の中心軸周りでスイングしていることを意味していると思います。
両肘はほぼ水平、左腕前腕とクラブは一直線、実に美しいフィニッシュになっています。
【ポイント②】美しいフィニッシュは足元から
左足は上体の中心軸と一体的になり、右足のシューズは打ち出し方向に向けて垂直に立っています。
肩・腰を十分に回転させて、腕を十分に振り上げないと、このような足元の形にはなりません。
逆に言えば、右足シューズを打ち出し方向に蹴り出して、立たせるようにすれば、美しいフィニッシュに近づくでしょう。
フィニッシュを取った時に、これをチェックしてみてください。
“おしゃれは足元から”と言われますが、ゴルフスイングの場合、“美しいフィニッシュは足元から”ではないかと思います。
【スイング比較の総集編】
今回のスイング比較シリーズ総集編として、一連の重ね合わせ図を集めてみました。
スイングの基本動作はドライバーもショートアイアンもほとんど同じですから、得意とするクラブを作り、打点とクラブプレーン(グリップ軌道)に気を付けて、得意クラブのスイングを他のクラブに横展開するのが良いかもしれません。
もし他のクラブに迷いが生じたら、アドレスで得意クラブの仮想ヘッド位置をイメージし、得意クラブを持ったつもりになって、その仮想クラブヘッドを動かすようにバックスイングして調整すると良いかもしれません。
ぜひ、試してみてください。