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ウェッジの『バウンス角』を知ってスコアアップ!
アプローチが苦手、バンカーからボールがなかなか出ない、そんな悩みを持つゴルファーもいますよね。
ゴルフではスコアメイクにウェッジが重要なウェイトを占めます。
そんなウェッジの悩みは、もしかしたらバウンス角が原因かもしれませんよ。
ウェッジのバウンス角について、ここでもう一度おさらいしてみましょう。
ウェッジのバウンスってどこなの?
ウェッジを横から見たときに、フェースの一番下に真横にラインを引いてみましょう。
すると、ラインよりも下に出っ張っている部分があるのがわかると思います。これがバウンスと呼ばれる部分です。
フェースの一番下のことをリーディングエッジと言いますが、真っすぐ地面につけた時、リーディングエッジが少しだけ浮いた状態になるんですね。
この部分がバンカーショットやアプローチに大きな影響を与えるだけでなく、ゴルファーの好みによってどんなバウンスが合っているのかが変わるデリケートな部分でもあるんです。
ウェッジのバウンスにはどんな角度があるの?
ウェッジのバウンス角は6度から15度程度と幅広くあります。
ゴルファーの多くは10度から14度の間のウェッジ使用率が一番高い印象ですね。
こんなに角度が広くラインナップされているということは、それぞれのゴルファーのスタイルに合った角度があるということですね。
しかし、このバウンス角について、あまり気にせず購入したものをそのまま使っているゴルファーもいると思います。
この角度にはちゃんと意味があるんです。
次からはバウンス角によってどのようなメリットやデメリットがあるのか順番に見ていきます!
特徴~角度が小さい場合~
ウェッジのバウンス角の特徴で、まず角度が小さいウェッジについて
・バンカー特性
→バウンス角が浅いことによって、砂にざっくりとリーディングエッジが刺さりやすくなってしまう。
・フェアウェイからのアプローチ特性
→フェアウェイからのアプローチは、ショットでバウンスが邪魔をしない。
・スイングタイプの相性
→スイングが緩やかな軌道を描く人に向いている。
このような特徴があるんです。
緩やかな軌道を描くスイングタイプの人には、ウェッジのバウンス角は少ないほうが向いていると言えそうですね。
特徴~角度が大きい場合~
ウェッジのバウンス角の特徴で、角度が大きいウェッジについて
・バンカー特性
→バウンス角が大きいことによってバウンスが砂を弾いてくれるため、砂に刺さりにくい。
・フェアウェイからのアプローチ特性
→フェアウェイからのアプローチは、リーディングエッジが浮いているためトップが出やすい。
・スイングタイプの相性
→スイングがダウンブローの人に向いている。
このような特徴があるんですね。
スイングタイプがダウンブロー(入射角が鋭角)の人には、ウェッジのバウンス角は大きいほうが向いていると言えそうですね。
いかがでしたか?
バウンス角にはちゃんと意味があるんですね。知っていた人も知らなかった人も、今一度自分のスイングタイプを分析して最適なウェッジを選択してみましょう。