Gride

gettyimages/610284378
getty

初心者

もーりー

世界のトップでも28%!?30ヤード以上は寄せワンを狙わない!?

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

プロや上級者のようにパーオン率の高くない我々アベレージゴルファーにとって、「寄せワン」でパーを拾っていくのはすごく大事です。

ただ寄せワンを意識し過ぎたり無理に取りにいくと、かえって大ケガをしてしまうわけで……。

寄せワンを狙い過ぎてスコアを崩していませんか?

getty

パーオン率が高くない我々アマチュアにとっては、グリーン付近から「寄せワン」が取れるかどうかでスコアがずい分変わってきます。

パーを拾うのはもちろんですが、ティーショットなどのトラブルでボギーオンもままならなかった時は、「是が非でも寄せワンで大叩きを回避したい!」という思いが強くなります。

ただアベレージゴルファーはアプローチ全般で寄せワンを狙い過ぎな気がします。

寄せワンを意識し過ぎたり無理に取りにいくと、ザックリやトップを連発してしまい、かえって大ケガをしてしまうこともよくあるケースです。

寄せワンが狙える状況かどうかを見極め、場合によっては無理に寄せワンを狙わずに確実にグリーンオンさせたほうが、結果的には寄せワンの確率が上がると私は思います。

グリーンオンさえできていれば、多少長めのパットが残っても寄せワンの可能性はあるわけですから。

トッププロでも28.57%です

getty

10ヤード以内 85%
10~20ヤード 65%
20~30ヤード 52%
30ヤード以上 28%

これって何の数字かといいますと、アメリカPGAツアーの選手がグリーン回りから寄せワンを取れる確率なんです(2017年)。

※少し古いデータですが、30ヤード以上はここ数年27~29%で推移しており、ほとんど変わりません。

20ヤード以内は納得の数字ですが、20ヤード以上では2回に1回、30ヤード以上になると4回に1回というのは意外に低い数字だと感じた皆さんも多いのではないでしょうか。

ちなみに世界ランキング3位(当時)のジョーダン・スピースでさえグリーンから30ヤード先からの寄せワン率は28.57%です。

テレビ中継で見ているともう少し寄せワンが取れている気がしますが、よくよく考えると中継では優勝争いをしているような調子のいい選手たちのプレーを放映しているわけですからね。

世界のトッププロでこの確率なわけですから、アベレージゴルファーは20ヤード以上ではせいぜい3回に1回、30ヤード以上だとほとんど寄せワンは取れないと考えるべきです。

30ヤード以上は無理に寄せワンを狙わない

getty

それなのにアベレージゴルファーは30ヤード以上の難しいアプローチでも10ヤード以内と同じように寄せワンを狙おうとして、前述したような大叩きをしては寄せワンを取れなかった自身のプレーを責めたりします。

元々プロゴルファーでさえ寄せワンを取れる確率がものすごく低いわけですから、そんなに落ち込む必要もないのに……。

ですからアベレージゴルファーは30ヤード以上のアプローチを残した時点で無理に寄せワンを狙わずに、1打で確実にグリーンに乗せることを優先させるべきではないかと思います。

パットが入って寄せワンになればラッキーくらいの気持ちで挑んだほうが良い結果になるんじゃないかと。

ゴルフは18ホールをプレーし、それぞれのスコアの積み重ねが結果として反映されるわけです。

そのホールでは寄せワンが取れなかった分の1打は、他のホールで頑張って取り返すくらいの余裕を持ちながらプレーしましょう!

それでは、また!