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ゴルフスイング

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アプローチの 「アドレス」「スイング」の なんでなん?

アプローチは、なんでオープンスタンスに構えるのか?

アプローチは、なんでショルダーターンで打つのか?

なんでなん? なんでなん? なんでなん?

その、なんでなん? にはすべて理由があるのです。

さあ、どんな理由なのか?

それではいってみよう。

なんとなくやっているアプローチの打ち方

ドライバー、アイアンショットは飛球線にアドレスしますが、アプローチは、オープンスタンス。

そもそも、なんでなん?

なんで、オープンスタンスなん?

打ち方も手を使わず、ショルダーターンでフェースを閉じずにカット軌道。

そもそもなんでなん?

なんでカット軌道なん?

このなんでなん? にはすべて理由があるのです。

理由がわかった上で、アプローチを打っているのと、理由を知らずに打っているのでは大違いです。

理由がわかれば体の使い方もかわってきます。

上掲の動画はペイジ・スピラナックの面白アプローチです(笑)。

基本的なアプローチのアドレス、打ち方

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アドレス

1.スタンスを狭く構え、ややオープンに構えます。
この時、腰、肩のラインは飛球線と並行に構え、スタンスと同調してオープンにならない
ように左足体重で構えます。

2.ボールはスタンスの真ん中からボール1個分位、右にセットします。

3.クラブを少し短く持ちハンドファーストを少し強めに取り、フェースを少し開きます。


スイング

1.左グリップを下げる感じで左肩を下げ、手を使わずにフェースが開かないようにテイクバック。

2.手を使わず肩のターンでややカットに、フェースがターンしないように
ダウンスイング。

3.やや左ひじを抜いた感じでクラブを立ててフォロー。

これは私の、自分が感じている打ち方ですが、ほとんどの人は異論はないと思います。

この打ち方をオーソドックスとした場合に、なぜこのアドレスなのか? なぜこの打ち方なのか?

この、なんでなん? にはすべて理由があるのです。

アドレスのなんでなん?

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オープンで構えるのは、飛ばない構えを作ることが理由です。

そして、ややカット軌道で振りやすくするためです。

腰、肩を飛球線と並行に構えるのは、左足体重で構えやすくテイクバックをやりやすくするためです。

そして、左足体重で構えるのは、体重移動をしなくても打てるようにです。

さらに、左足体重で構えると、軸が地面と垂直に近くなりヘッドを上から入れやすくなるためです。

ボールのセット位置はヘッドを上から入れやすくなるのと、鋭角にヒットしてスピンを効かせたいからです。

クラブを短く持つのはしっかりミートしやすくなるのと、ボールと体の距離を近くにアドレスできるからです。

近くにアドレスすることで、ヘッドのヒールを浮かせ気味にセットできます。

このことは、接地抵抗を減らして少し噛んでもヘッドが抜けることと左にひっかかることに対する保険です。

ハンドファーストを少し強めに取るのは、上からヘッドを入れやすくすることが理由です。

そして、ややフェースを開くのは左に引っかかる保険と、バウンスを効かせるためです。

少し手前に噛んでも、バウンスが滑ってくれます。

スイングのなんでなん?

左肩を下げるようにテイクバックするのは、手を使わずにショルダーターンでテイクバック、ダウンスイングがやりやすいためです。

またフェースを開かないでテイクバックするのは、方向性が良くなることと、トップが小さいため、開いてから閉じるではインパクトでフェースがスクエアに戻る時間が足りないためです。

ショルダーターンで打つのは、方向性が良くなるのとヘッドスピードを出せないショットでもしっかりボールをとらえることができるからです。

カット軌道で打つのは、ヘッドを上から入れやすいこととスピン量を増やすこと、そして二度打ちを防止するためです。

フェースを閉じないのは引っかからないようにするためと、ランを抑えた球を打ちたいからです。

左ひじを抜いてフォローをとるのはフェースが閉じないように振っていきやすいからです。

上の動画ではフェースを開かないでテイクバックしているのがよくわかります。

まとめ

どうですか? アプローチのアドレス、スイングにはすべて理由があったのです。

アプローチでこういうボールを打って寄せたい、とイメージした時にアドレス、スイング共に、すべて理に適っていることは理解していただけましたか?

あなたの“なんでなん?”が解決できたとしたらうれしいです。