ゴルフクラブ
PAR RUSH 01
ウェッジは何本入れていますか!~上達シリーズ第25回
今年は寒さが厳しいですが、あと少しで、寒さも和らぎ女子プロトーナメントも始まり、2018年シーズンインとなります。
いよいよ、ゴルフシーズンとなりますが、皆さんは今年、何本のウェッジを入れますか?
クラブの本数は14本と決められており、パターを除くと残りは13本です。このクラブセッティングの中で、一番悩むのがウェッジのセットです。
最近はアイアンのロフトが立っているので、ウェッジのセッティングが難しくなっています。ウェッジの入れ方にはいくつかの種類がありますが、これを考えてみましょう!
目次
ウェッジを何本と決めるのではなく、自分の距離の打ち分け方から考える!
アイアンのセットでは、通常は5アイアン(以下I)または6Iからピッチングウェッジ(以下PW)までは必ずセットに入っています。
そして、サンドウェッジ(以下SW)用ウェッジは入れますので、最低でも2本は入ることになります。
問題は、PWとSWの間をどうするか? ということです。
この2本の間に何本入れるか? 合計3本か4本かというセッティングのことです。
私は、この問題を解決する鍵は、距離をどのように打ち分けられるか、飛ばすクラブの本数を何本入れる必要があるか、という全体のセッテイングの中で考える必要があると考えます。
簡単に説明すると、飛距離が出て飛ばすクラブをあまり入れなくてもいい人は、本数に余裕があるので自由なセッティングができます。
反対に飛距離の出ない人は、ウッドやユーティリティなど飛ばすクラブを入れる必要があるので、本数に余裕がなくなります。
この題材は、これまでも多くの方が記事にしてきましたが、私の考えはこうです!
ウェッジの本数は3本がいいか? 4本がいいか? と言われます。
私は、前述した通り、全体のセッティングの中で、自分の飛距離を前提に、どこに比重を置いたセットとするかで決めるものだと考えます!
★100ヤード以内でも、できる限りコントールせずにショットすることが、ミスを最低限に抑える秘訣でしょう!
それがウェッジの本数を多くすることによって実現できるのなら、4本でも良いと思います。
★ただし、どうしても飛ばすクラブを入れなくてはならず、ウェッジの本数を絞る必要があるなら、3本でその間の距離をコントロールできるように練習するしかありません!
本数を意識せずに、ウェッジをセットするとしたら、私なら次のようにセットします。
PWを46度とし、50度・54度・58度の3本のウェッジを入れます。
これは、ほぼ4度刻みとするためです。これで、それぞれのクラブは12ヤード程度の距離差になるはずです。
私のこれまでの変遷!そして今のセットに落ち着きました!
現在の私のセッティングは、46度のPW、52度・58度のウェッジの3本セットになっています。
実は、以前にウェッジを4本セットで、46度のPW、50度・54度・58度のウェッジを入れていたことがありました。
この時は、確かに100ヤード以内の距離は、比較的楽に80%程度の力で打てていました。
しかし、その後UTを4本入れることになり、現在の3本のウェッジのセットになりました。
現在のセットでも、特に問題はないと思っています。
私は元々飛ぶ方ではないので、フルショットの飛距離で、PWが100〜105ヤード、52度が85〜95ヤード、58度が65〜70ヤードと考えてジャッジをしています。
その間の距離はコントールしなければなりませんが、その時の状況で判断しています!
皆さんも自分の飛距離と相談して、どこに重点を置いたセッティングにするかを考えてください。
自分なりの答えが必ずあるはずです。この答えは、スコアアップに直結するものです!