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【安定性抜群!フェアウェイウッド用シャフトのすすめ】☆失敗しない、クラブ選びのヒント教えます。

長い距離を狙いたい時や、方向性を問われるホールで信頼の置けるフェアウェイウッド(以下、FW)を持っている事は、スコアメイクにおいて欠かせない武器になる事、まちがいありません。

そんな、飛距離だけではなく方向性をも重視するFWですから、当然、シャフト選びは重要になってきます。

最近ではそんなお客様のニーズに対応するため、各シャフトメーカーの商品ラインナップにもFW専用設計シャフトが目立つようになりました。

どのモデルもFWの弱点であるブレやバラツキを抑え、確実にボールをつかまえられるような設計がなされております。

もちろん、ドライバー(以後1W)用シャフトをFWに使用する事も効果的ではありますが、より実践的な14本のクラブセッティングにするために、FW専用シャフトとの使い分けはおススメしたいポイントです。

そこで、今回は最近注目されている「FW専用設計シャフト」についてお話させていただきます。

今回も最後までお付き合いくださいますようよろしくお願いいたします。

では、始まり始まり・・・。

その①、フェアウェイウッド用シャフトの特徴

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まず、専用設計シャフトの特徴からお話しすると、大まかに表現するなら『安定性・方向性』に非常に優れている点です。

1Wに比べ、ヘッド体積の小さなFWは、操作性という点では特に優れておりますが、重心距離や慣性モーメントの関係などから、1Wよりもヘッドの挙動が安定しづらいという弱点も持っております(ヘッドがインパクトで返りやすい)。

ですから、FWのシャフトに一番必要な条件を挙げると、安定性が挙げられます。

また、ロフトが増える分「吹き上がり」にも気をつけなければいけません。

そんな点を踏まえて、通常の1Wシャフトよりも『先端側が比較的シッカリ目で、暴れずシャフト全体で球をとらえられるような感じ』のシャフトが多いように思います。

『クセのない』という表現がわかりやすいでしょうか?

また、先端から中間にかけてシッカリ感を持たせた特徴のシャフトがこれらのモデルには多いので、『しなりを感じにくい』と思う方や『硬めに感じる』方も実際にはいらっしゃいます。

ですので、番手や用途に応じての使い分けが、より効果的でおススメです。

その②、仕上り後の重量設定でシャフトを選ぶ

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次に1W用とFW用で異なる点といえば、シャフト長(クラブの長さ)があります。

各メーカー多少の違いはありますが、カット前の製品長で1Wは約47インチ、FWは約44インチになります。

この長さの違いは、組み上げた際の重さの違いや、キックポイントの違いに大きく影響します。

1W用のシャフトをFWとして使用する場合、当然長さをカットして合わせていきます。

3Wを例に挙げると、1Wは仕上がり長が45〜46インチ、3Wでは43インチと、約2〜3インチほどの差があります。

この違いが重さの差に現れ、仕上がり重量の差に現れます。

また、1W用シャフトをFWに装着する場合、キックポイントを合わせるために先端(チップ)を0.25〜0.5インチづつカットして合わせて行きますが、シャフトの特性上、若干硬めになります。

そんな事もふまえると、FW専用に設定されたシャフトは、そこら辺を考慮してありますので問題なく仕上げる事が可能です。

しかし、1W用シャフトのしなり方(振り心地)とFW用シャフトのしなり方では、コンセプトの違いから感覚は変わりますので、ここでも用途を考えたセッティングが重要であるという事になります。

その③、用途にあったFWのシャフト選びとは?

上記でも説明してまいりましたが、1W用シャフトとFW用シャフトの用途や番手による使い分けについて。

例えば、1Wの調子が悪い時の代用としてにFWでティーショットする場合を考えるならば、1Wと同じシャフトを装着する事をおススメ致します。

3Wには1Wと同じ重量帯、もしくは同じモデルでワンランク上の重量帯シャフトを選択します。

しかし、使用場面がフェアウェイ(ティーアップなし)や、方向性を重視して使いたい場合には、FW用のシャフトを装着されると使い勝手のよいセッティングになると思います。

という事で、3Wは1Wとまったく同じシャフトか、ワンランク上の重量帯(1Wが60グラムならFWは70グラム台など)を装着し、5Wより下の番手はFW用のシャフトで、ロフトが増えるごとにシャフト重量を重くしていくのがベストなおススメセッティングです!

特に、ショートウッド(7、9番)をセッティングする場合は、FW用のシャフトを装着すると、すごく扱いやすいクラブになります。

方向性を重視するなら、クラブ重量を重めで設定していく事が大切で、そうする事でアイアンとのバランスも良くなります。

その④、今回のまとめ

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いかがでしたか?

今回は、最近注目され出しているFW用シャフトについて説明させていただきました。

今までは、1Wと兼用のシャフトをFWにも使うのが大半で、重さやバランスの問題でなかなかベストマッチという感じではございませんでした。

特に5W以降のショートウッドでは思うようなモノにならず、シャフトの挙動安定性から、重くて硬いスチールシャフトを挿(さ)す方も多くいらっしゃいました。

しかし、最近では、今回ご紹介したFW専用設計シャフトのおかげで、選択肢が広がってきているのは確かです!

それに、人気が出てる理由の一つに、販売価格が1W用よりもかなり安いという事も大きく影響しています。

もし、現在FWがどうしても苦手と感じている方や、使用中のFWの方向性や球のバラツキ、さらには吹け上がりによる飛距離ロス等、ご不満を抱えていらっしゃる方!

ぜひお試しいただきたいシャフトですので、ご検討くださいませ!

ほんと、失敗が少ないですから!

では、今回も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。     

〜最高の1打とその次のステップのために〜

また次回まで・・・

押忍・感謝


(写真)
MITSUBISHI RAYON(ミツビシレイヨン) Diamana THUMP FW f85 ゴルフシャフト フェアウェイウッド用