ゴルフクラブ
とや
何よりも大切かもしれない!自分に合ったシャフトを見つけよう!
こんにちは、ライターのとやです。
ボクの周りには比較的アスリート出身者が多く、ゴルフ仲間もとにかく「振れるタイプ」が多いんです。
だからアベレージゴルファーだろうと250ヤードオーバー連発は仲間内でも案外当たり前(ついでにOBも当たり前……)。
とある日、そんな友人の1人とクラブ探しに一緒に出かけると、ズラリと並ぶ新製品を見ていろいろと試打をする友人。
体格が良くものすごく振れる人にとってはアンダースペックな純正シャフトが刺さっていることが多いのですが、はてさて……。
弾道測定器ではスライス多発!?
ドライバーの試打、ということで試打でも力が入るのはゴルファーの悲しい性(さが)。
友人とのラウンドでよく見る大スライスOBを、弾道測定器でも見事に再現してくれます。
それでもヘッドスピードは45メートル/秒を超え……。
たまに出るナイスショットにも、まったく安定しない球筋に店員さんも苦笑い。
「いやー……ドライバーがコース内に残らないんッスよねー(汗)」と話す友人。
そんな友人はゴリマッチョ系のパワータイプ。そしてスイングスピードも正直かなりのものなんですが……。
そのシャフト軽過ぎない?
試しに軽~く打ってもらうとまぁまぁ方向性がまとまったボールが出ているんですよね。
すると店員さん「それシャフトが軽過ぎないですか? お客さん振れてますからしなりが戻ってきてないかも」と提案をいただきました。
調べてみるとそのシャフトのスペックは50グラム台前半のもの。
試打クラブではある程度万人が振れるクラブばかりなので、ハードスペックのシャフトは置いてあることが少ないんです。
シャフトの調子や硬さはよく選ぶ基準として確認すると思います。
でもアベレージゴルファーの場合、シャフトの重さはどれくらいが自分の適正なのか知っている人ってどれくらいいるんでしょう。
ハードスペックのシャフトを試打するなら中古でもOK
「お客さん、新品の試打クラブはハードなシャフトのものは置いてないんです。代わりに中古なら試打できますから、重いシャフトのドライバー打ってみますか?」
店員さんからの提案により、中古クラブで店頭に持ち込まれたハードスペックなシャフトが刺さっているドライバーをいくつか試すことに。
何発か打つうちに、しっかり叩きにいってもボールが暴れないことに気付いた友人は気持ちよくスイングを連発。
たまにはOBも出ますが、それでもずいぶん安定したボールが出るように。
重過ぎて振れないクラブはもちろん、逆に軽過ぎてもこんな弊害が出ている可能性があるんですね。
腕力やヘッドスピードで適正重量は変わる
こちらの友人のように、アンダースペックのシャフトを長年使っていたためにティーショットでOB連発、という事態に陥っている人もいるんです。
また逆に重過ぎるクラブを使っていて、シャフトの「一番おいしいところ」を使い切れずに飛距離をロスしている人もいるかもしれませんね。
体力や腕力は人それぞれ。メーカーやゴルフ雑誌のうたい文句に惑わされることなく、まずは自分のシャフトの適正重量を見つけてみませんか?
しっかり振れること、そしてしっかり叩きにいけること、この2つが揃ったシャフトの重さを見つけられると、あなたのゴルフライフが大きく変わるかもしれません。