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golfman71

シャフトが脱着できるドライバーっていったい何?

世の中にはいろいろなクラブが発売されていますが、シャフトが脱着できるドライバーがあることをご存知でしょうか。

可変式ドライバーと呼ばれているこのクラブにはいろいろなメリット、デメリットが存在します。

その内容を理解して、購入するべきかどうか検討してみましょう。

可変式ドライバーとはどういったクラブ?

まずはシャフトが脱着できるドライバーとはいったいどういったものなのか説明しましょう。

可変式ドライバー(または“カチャカチャドライバー”)などと呼ばれ、1本のドライバーでいろいろなスペックを試すことができるクラブです。

ヘッドとシャフトの間にスリーブを設けており、このねじを緩めることでシャフトを簡単に脱着することができます。

ロフト角やフェース角など、いろいろとポジションを変えることができるクラブで、同一のスリーブを使っていれば自分でリシャフトまでできるのです。

これまでプロゴルファーがメーカーのサポートで行っていたような細かい調整が、簡易的に自分でもできるようになったことが人気の理由でしょう。

可変式ドライバーのメリットとは?

まずはメリットについて考えてみましょう。

シャフトが脱着できる速さ・手軽さは今までのものとは比べ物になりません。

同一スリーブの装着された交換用シャフトが手元にあれば、わざわざお店に持っていく必要もなく、自分で交換ができてしまいます。

お店に依頼すると元に戻すことができないため、自分でやることでリシャフトのリスクが減ったといえるでしょう。

そして長年ゴルフを楽しんできたゴルファーにとっては、自分のクセをクラブ側で改善させることができます。

スライスやフックに悩んでいた人もクラブを調整することで球筋が変わってくるでしょう。

可変式ドライバーのデメリットとは?

反対にデメリットについても考えてみます。

シャフトが脱着できるクラブというだけあって安定感がないように感じる方も少なくありません。

特に長年ドライバーを握っている上級者やベテランゴルファーのなかには、構えにくいと感じる人もいるようです。

特にネック周りの太さが気になるという人が多いようです。

この辺はクラブメーカー各社も気にしており、だんだんスマートなものが開発されていっています。

初心者にとっては、調整によって恩恵を受けることもあれば、スイングが固まっていないのに弾道が変わることでより混乱してしまうなど、扱いに注意が必要かもしれません。

可変式ドライバーを使うなら!

可変式ドライバーを使うなら注意が必要なことがあります。

購入時は基本ノーマルポジションになっていますが、それはノーマルではなく、基準のポジションと考えるほうがいいということです。

シャフトが脱着できるとはいえ、ノーマルの状態ですでにフックフェースになっていたり、その逆になっていたりします。

つまり、そのドライバーの基本的な性格は、基準のポジションのときのもので、カチャカチャはあくまで微調整のためと考えてください。

自分のスイングに合うポジションは自分で見つけていかなければなりません。

ただ、季節やその日の調子によって少しだけ調整できると思ってください。

公式な試合でのプレイ中に変えるのは、改造となるためルール違反になります。

注意するようにしましょう。

普段の仲間とのラウンドでは、むしろコースでいろいろなポジションで試してみると新しい発見があるかもしれません。

上手に使いこなして、上達に役立てたいですね。