ゴルフクラブ
GREEN MAN
ついにツアー3勝目!松山英樹が手にした「他メーカー」のクラブ。
アジア人初となる「世界選手権(WGC)」を
制して、ツアー通算3勝目を挙げた松山英樹。
10月に開幕した米ツアーでは初戦が2位、
2戦目で優勝と、米ツアーでも堂々の
トップ選手に覚醒したと言えるだろう。
そんな松山は今シーズンは、
契約外である2メーカーのクラブを
新しい武器として投入していた。
テーラーメイドの「M2ツアー」の3番アイアンがお気に入り!
今年の春先の試合では、
ユーティリティを入れて
試合に出ることが多かった松山。
しかし、7月の「全英オープン」で
初めて使った「M2ツアー」アイアンが
かなりお気に入りのようで、
今シーズンの2試合では、
ユーティリティをやめて、
この3番アイアンを使うようになった。
この「M2ツアー」アイアンは、
ツアーモデルではあるが、
アンダーカットキャビティタイプであり、
それほど難しいアイアンではない。
トップラインもツアーモデルとしては
厚みがあるため、やさしさも感じる。
松山は、このアイアンを純粋なアイアン
というよりは、アイアン型の
ユーティリティとして使っている
可能性が高い。
ドライバーはまさかのキャロウェイに!
アマチュア時代から、
8年以上にわたって、
松山英樹のエースドライバーで
あった「スリクソン ZR30」。
昨シーズンも「スリクソンZ565」や
「スリクソンZ765」を試合で
使うこともあったが、やはり
エースは「ZR30」だった。
しかし、今年の初戦「CIMBクラシック」では
いきなりキャロウェイの2016年モデルである
「グレートビッグバーサ」を使用。
優勝した「WGC HSBCチャンピオンズ」でも
そのドライバーで見事に優勝したのだ。
この「グレートビッグバーサ」は、
幅広いゴルファーが使えるドライバーで
調整機能がついたモデル。
プロモデルというよりは、
アベレージ向けのクラブだ。
シャフトは初戦が「TP」で、2戦目は「DI」に!
2017シーズンは、
まだ松山英樹は2試合だが、
初戦と2戦目では、実はシャフトを
変えていたのだ。
初戦ではグラファイトデザインの
新作「ツアーAD TP」を使っていたが、
2戦目では、昨シーズンまで
使っていた「ツアーAD DI」に
戻している。
これは、やはり慣れ親しんだ
シャフトと相性が良かったのだろう。
今回の優勝で日本人初&アジア人初の
「WGC制覇」を叶えたわけでは、
いよいよ来年は念願のメジャー制覇に
挑む年となるだろう。
今後はその活躍とともに、
使用クラブにも注目したい。