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クリーブランドゴルフ RTX ZIPCORE ウエッジを徹底試打!あなたに合ったソールグラインドはどれだ!?【PR】

こんにちは。ライターのQuattroです。

今回の記事はクリーブランドの新ウェッジ「RTX ZIPCORE(ローテックス ジップコア)ウエッジ」の試打レポートです。

結論から言うと、非常に完成度の高い、良いウェッジです! ソール形状別の比較もしてみましたので、ぜひ記事にて詳細レポートをご覧ください。

イケメンなのにテクノロジー満載!? ブレを抑えた超高機能ウエッジ

「RTX ZIPCORE ウエッジ」は、2020年9月12日にクリーブランドゴルフより発売されたツアー仕様のウエッジです。

最大の特徴は「ZIPCORE テクノロジー」。ネック内部に軽比重のセラミックピンをインサートするという技術が新たに搭載されている点。

このテクノロジーにより、ネック部分から生まれた余剰重量をトウ上に再配分することができ、ヘッドの重心が実打点であるフェースセンターに近づいています。

打点とヘッド重心が近づくことで安定した初速・スピン・打ち出し角を得ることができ、左右ブレや縦距離のブレを抑えることができるというのがメーカーさんの言うセールスポイントになっております。

このような最新の複合的な技術をふんだんに取り入れているにも関わらず、ルックスは非常にトラディショナルで、きれいな顔に仕上げてきているところは、さすがウエッジの老舗クリーブランドといったところですね。

芯に当てやすい! 自分が上手くなったと勘違いしてしまうぐらい球が揃う

写真をご覧ください。

こちらは同じ地点(フェアウェイ)から52度(MIDソール)でフルショットを3球打った後の着弾点です。

めちゃくちゃ近くに落ちてますよね(驚)。直径3メートルの円の中にすべてのボールが集まっています。

メーカーさんは「打点がズレても球のバラつきが少ない」というように仰っていますが、そもそも芯に当てやすいです!

やはり自分がイメージしている打点位置にヘッド重心があるので、振り感も心地よく、イメージと結果が一致しやすいですね。自分が上手くなったような錯覚さえ覚えます(笑)。

ラフから数球打っても、同じような飛び様でボールが飛んでいくので、非常に安心感があります。

単品ウエッジは、フルショットの際に打点やアタックアングルによって球質に変化が出やすいですが、このRTX ZIPCORE ウエッジは非常に球質が安定しているので、常に同じイメージでグリーンを狙っていくことができます。

また、打感に関しても、打ち応えのある澄んだ感触で僕は非常に好印象でした。

ソールの当たり方が非常に気持ち良いことが、トータルとして手に伝わってくる感覚を良くしているのだと思います。

スピン性能もバツグン! アプローチで躊躇なくピンまで突っ込める

ウエッジにおいて、アプローチでのスピン性能は重要な評価軸の一つ。

結論から言うと、このZIPCORE ウエッジ、めちゃくちゃスピン入ります。

スコアラインの本数も多く、RTX史上最も深い溝を採用しているそうですが、それにしてもよく止まる。

どのロフトにおいても私が普段使用しているウエッジよりもスピンが入る感覚がありましたが、特に58度(MIDソール)は強烈でした。

15ヤードぐらいのアプローチでも、いわゆる「トン・トン・キュッ」というやつが味わえます。特筆すべきは、少し手前から入ってもソールがいい仕事をして滑ってくれるので、しっかりとスピンが入ってくれるという点。

止まってくれるという安心感があるので、躊躇(ちゅうちょ)なくキャリーをピンの近くまで突っ込んでいくことができます。

自分のニーズやクラブ入射角に応じて3種類のグラインドからベストなチョイスができる!

続いてソールグラインドごとの特性を見ていきます。

ラインアップとしては【FULL・MID・LOW】の3種類が用意されており、今回は56度のウエッジを使用して比較を行いました。

まずフルショットに関して言えば、そこまで差は出なかったです。

一般的にバウンス角が大きいほどフルショットの飛距離は伸びると言われており、このZIPCORE ウエッジも例外ではありません。

しかし飛距離差は各グラインドで3ヤードずつぐらいなもので、この差がグラインドを選ぶ決定的な要素とはなり得ないでしょう。

対してアプローチではかなりの違いが発揮されます。

LOWソールは、フェースを開いた時のリーディングエッジの浮きも小さく、抜けも強烈に良いので、グリーン周りで多彩なアプローチを繰り出したい方におススメ。

FULLソールは、オートマチックにやさしくアプローチをしたい方におススメ。とにかくダフりのミスにめっぽう強い!

かなり手前から入ってもしっかりとソールが滑ってくれるので、ミスがミスになりにくいですね。

MIDソールはその中間という位置づけですので、ある意味でオールマイティーなグラインドということになります。

自分に合ったソール形状を選べれば、グリーン周りのストレスが軽減されてスコア向上に間違いなくつながるはずです。

個人的にはFULLソールが好印象! 受けが良くて抜けもいいので、バンカーも簡単です

どのグラインドもそれぞれしっかりと特徴があるのですが、個人的にはFULLソールが非常に好印象!

特にバンカーではFULLソールの効果は絶大。

上の写真の右側がFULLソールでバンカーを打った直後のものです。ソール全面で砂を受けてくれていることがわかるかと思います。

きっちりとダフらせることさえできれば、バウンスが利いてクラブが砂を前に飛ばしてくれるので、バンカーが苦手な方はFULLソール一択です!

また、ラフでボールの下に空間があるようなライにおいても、バウンスの効果でいわゆる「ダルマ落とし」になることもなく、きっちりとボールを前に運んでくれます。

どんなライでもしっかりと地面を受けてくれて抜けも良いので、自信を持ってアプローチを打つことができるウエッジに仕上がっていると思います。

まとめ

さて、本稿ではクリーブランドゴルフの新作ウエッジ「RTX ZIPCORE ウエッジ」についてレポートを行ってきました。

スピン性能・打感・寛容性・ソールの当たり方、抜けの良さなど、ウエッジに求められる機能がすべてにおいて高水準なレベルに達しているクラブだと思います。

メーカーさんのキャッチフレーズは「ウエッジ、極まる」となっていますが、まさにその通りだと感じました。おそらく私は購入すると思います(笑)。

一部カスタム対応ではありますが、選べるシャフトの種類も多く、幅広い層のゴルファーに対応しています。

皆さんもぜひ一度試打してみてください!!