初心者
ジェッ太
サンドウェッジを極めたら100切りは近いのだ!
はいはーい。ジェッ太ですぅ。お元気ですかー?
そろそろ夏仕様のゴルフにしていかないといけませんねぇ。夏用ウェアも日焼け対策も、熱中症対策も忘れずにねー。
お? もう1つ、夏ラフ対策もありました!
夏のラフは難しいですよー。
そんな時に役に立つのがサンドウェッジです。ま、別にサンドじゃなくてもウェッジならいいんですがね。
なんで、ウェッジが役立つのか考えていきましょー!
目次
そもそもウェッジの汎用性の高さって知ってます? エグいっすよ。
大体において、初心者ゴルファーさんには
1.ゴルフの代名詞といえばドライバー
2.飛距離が出るのがカッコいい
3.サンドウェッジはバンカー脱出の時だけ使うものだと思う
4.ボールがラフだろうが、残り150ヤードなら7番アイアン持っちゃう
5.ふわっと浮かすボールが打てないからむしろウェッジ類は苦手だ
みたいな方多くないですか?
ま、わかります(笑)。ジェッ太もそうでしたもん。よっぽど誰かに教わらない限り、そう思っちゃうのもわかります。
だから、ついついウェッジの存在が軽いんです、ドライバーより。
長い番手の飛距離が出るクラブが王道で、練習場でもそんなクラブばかり練習して
ウェッジなんかあまり使わないし、練習もしないなぁっていう人もいるんですよね。
そういう方はウェッジの汎用性の高さに気付いていないんですね。こんな便利なクラブはないのに……いわば魔法のクラブなんですよ。
困った時に頼るのはウェッジです。
じゃ、何がそんなにいいのさ?
上の写真のように、深いラフの中にボールが入っちゃったとしましょう。
これからの夏の時期は多いですよ。夏ラフは上級ゴルファーも悩ますモンスターですからね。
そんな時に、7番アイアンで打ってみたところで、草のモジャモジャが邪魔してクラブが上手くボールに当たりません。
なぜかというと、クラブのフェース面が抵抗を受けるからです。モジャに負けるんです。
そんなもん、力技で「『おりゃー!』って出せばいいんだよ!」って乱暴に考える方もいますが残念ながら、まず出ません(笑)。
逆に手首を痛めたりしますのでやめてください。
じゃ、どうすんのさ? ってなった時にサンドウェッジの出番なんです。
サンドウェッジを短く持って、フェースを開き、ややアップライトに上げて、V字型にクラブを振っていくと、シュパッと出る……かもしれません(笑)。
かもしれませんというのは、ボールの埋まり具合によって、また、ラフの芝が順目か逆目かによっても違うのです。
ただ、1つだけ言えるのは、サンドウェッジが最も出しやすいクラブであることは間違いないです。
つまり、「脱出」することを考えれば、最も確率の高いクラブはウェッジなんです。たとえ残りが200ヤードあろうが、ウェッジで脱出が最優先なんです。
でも、ウェッジの素晴らしさを知らないゴルファーは残り200ヤードだからといって、5番アイアンやフェアウェイウッドで夏ラフに挑んじゃう訳です。
で、結果、大ダフリ、大チョロ、最悪は空振りみたいになっちゃうわけです。
サンドウェッジを自在に操ると100切りが一気に近くなる!
サンドウェッジを持って、フェースを開き、ややアップライトに上げて、V字型にクラブを振っていくというのはロブショット的な打ち方ですね。
これは、バンカーでも同じような打ち方ができますし、グリーン周りでもふわっと上げたい、ピン近くで止めたいなど様々なシーンで使えます。
また、ややハンドレイトに構えて、腰から腰で打てば、ピッチエンドランのような「ポーン……コロコロコロ」のイメージで打てます。
ハンドファーストに構えて、フェースを立てて、カツっと当てれば、下が固い地面の時でも転がっていってくれます。
そう考えれば、
1.フェースを開いた場合とそうじゃない場合
2.ハンドレイトとハンドファースト
3.アップライトからV字型に振った場合と払い打った場合
のように分けて考えていけば全部球筋が違うんです。
そこに、クラブの振り幅や、グリップの短く持つ具合やフェースの開き加減などの要素を入れていけば、まさにウェッジでボールをコントロールできることがわかりますよね。
極端に言えば、上級者ならドライバーとサンドウェッジとパターの3本で回っても十分100を切れるでしょうね。
ゴルフというのは、最終的にカップにボールを入れるスポーツなんです
当たり前ですが、そうですよね?
飛距離じゃなくて、精度なんです。スコアアップを考えていく上で、サンドウェッジが魔法のクラブだと気付けた方は新しい視野が開けるはずです。
練習場でも様々なパターンのサンドウェッジの打ち方を練習するといいと思います。
この打ち分けができてくれば、当然ながらミドルアイアンやロングアイアンにも転用できるわけです。
短い距離を制してこそのゴルフですよー。
さあ、あなたも夏ラフにはまったら、サンドを持って、ボールのそばまで行ってみてください。世界が変わるかもですよー。