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『シャトルレディス』打ってみました! by 二階堂プロ

今回は、話題の『SHUTTLE Ladies(シャトルレディス)』を二階堂美加プロに試打してもらった。

どんなシーンで活躍してくれるクラブなのか? 二階堂プロに検証してもらおう。

見た目の印象

―まずは見た目の印象からお願いします。


「FWもUFもクセのない顔なので、FWが嫌いな人でも、すっと構えやすい。

また構えた際に、クラウン部分のパープルとフェース面のシルバーの変わり目がはっきりしており、ボールをセッティングしやすいです。

色も可愛らしいので、持っていると目立ちますし、オシャレですね。年齢も選ばないんじゃないかな。

ロフト角が大きく書いてあるのも嬉しいポイント」

ラインアップ:W3(17度)、W5(19度)、W7(22度)、W9(25度)、W11(28度)
価格:W3、W5:各4万4000円+税、W7、W9、W11:各3万6000円+税
シャフト:L(先調子)

試打した感想

―では、UFを試打した感想をお願いします。

「ボールが拾いやすくてびっくりしました。アイアンと比べると、非力でも球が上がってくれると思いますから、武器になりますね。

ラフや傾斜があるところでFWを使うのは躊躇すると思いますが、UFは形状的にも振り抜きやすくなっています。

FWよりも自分との距離が近いので、トラブルになった時に便利だと思います。

またコントロールしやすいので、グリーンを狙うクラブとしても、充分使えますよ。

例えば、ドライバーでラフに入ってしまった時に、女性のほとんどが次に打つクラブを悩んでしまうと思うんです。

まだ距離はあるんだけど、出すだけよりは前に進みたい。

そんな時に、このUFを選んでもらうと、抵抗もなく抜けてくれるので、2打目のショットに躊躇なく使ってもらえるんじゃないかしら。

スコアを作る上では、ミス後の1打がすごく大事ですから」


▽『シャトル レディス ユーティリティ フェアウェイウッド』

ラインアップ:UF2(18度)、UF3(21度)、UF4(24度)、UF5(27度)、UF6(30度)
価格:各3万円+税
シャフト:L(先調子)

比較とターゲット

―今回シャフトは、UF専用のシャフトを用意しています。アイアン系のシャフトと比べていかがですか?

「むしろ振り抜きやすいです。FWに近い、軽いシャフトが入っているので、FWが得意な人はもちろん、ちょっと苦手な人でも、打ててしまうと思います」


―FWとUFを打ち比べてみて、いかがでしたか?

「UF2(18度)とW5(19度)を打ち比べてみました。どちらも重心が低いので、ボールを捉えやすいですが、形状と長さが違います。

きちんと当たれば、長いFWの方が、距離が出ると思いますが、身体の近くで振りたいという方や、ラフから打つことが多い人にはUFをオススメしたいですね。

またアイアンが苦手な人は30度のUFを入れてみるのもあり」


―ズバリ、ターゲットは?

「Lシャフトのみですから、初心者の方からヘッドスピード32ぐらいまでの方。

モノへのこだわりに対して、金額もリーズナブルだと思いますし、FWもUFもそれぞれ5本ずつラインアップしていますから、自分好みのクラブセッティングにあわせて、選んでみてください。

特にUFは、今までユーティリティが合わないと感じていた人も、打ってみる価値があると思いますので、是非、おすすめしたいです!」